● 巨人 4 － 6 DeNA ○
＜14回戦・東京ドーム＞

　DeNAの1番・桑原将志が4安打の活躍で勝利に貢献した。

　初回の第1打席、巨人先発・山口俊が投じた外角高めのストレートをライトフェンス直撃の二塁打で出塁すると、宮崎敏郎の内野ゴロの間に先制のホームを踏む。先頭で迎えた3回の第2打席もライト前ヒットを放ち、続く乙坂智の3球目に盗塁成功。宮崎のレフト前ヒットでホームに生還した。6回一死一、二塁の第3打席、内野安打で猛打賞を達成すると、勢いの止まらない桑原は6回の第4打席もレフト前に弾き返した。

　5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「桑原は去年も4、5月は調子が悪かった。それでも7月に月間MVPを取ったんですよ。それを思い出しましたね。7月男なのかなと思ってしまいましたね」と今後の活躍に期待を寄せた。

　昨季は12球団で唯一1度も打順を変更することなく1番で全試合出場を果たしたが、今季は打撃不振の影響でベンチスタートという日もある。昨季も月間MVPを挙げた7月で、今季も活躍できるか注目だ。

（ニッポン放送ショウアップナイター）