巨人の岡本和真が5日のDeNA戦で、33打席ぶりの安打を放った。

　2点を追う3回一死一、三塁の場面で岡本は、DeNAの先発・今永昇太が投じたチェンジアップをレフトへ弾き返し、久々にスコアボードに“H”のランプが灯るとともに、三塁走者の田中俊が生還し打点がついた。

　8回の第4打席はパットンの外角ストレートを右飛に打ち取られたが、『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「内容は悪くないんですけどね。ちょっとずつ感じは出始めていると思いますね。今日1本出て楽になっていることは間違いない。本当の自分を取り戻すのは、ここからですよね」と語った。

　「次カードが変わりますし、新たな気持ちで打席に入れると、どういう打席になれるか楽しみになってきますね。これからですよ。良いことも悪いことも経験していくことが多いでしょうからね」と今後の活躍に期待を寄せた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）