西武・源田壮亮=メットライフ(C)KYODO NEWS IMAGES

○ 西武 8 - 4 ロッテ ●
<15回戦・メットライフ>

 西武の2年目・源田壮亮内野手が11日、デビューから221試合連続フルイニング出場のプロ野球新記録を打ち立てた。

 源田は前半戦ラストとなったこの試合も「2番・遊撃」でスタメン出場。初回の第1打席で遊撃への内野安打を放つと、1-0の3回も先頭打者として投手のグラブを弾く内野安打で出塁。続く浅村の18号2ランで2点目のホームを踏んだ。

 この回は打者一巡を送り込む猛攻となり、再び打席が巡ってきた源田は、1イニング2安打目となる左前適時打を放った。5回の第4打席でも右前適時打を放ち早くも4安打目。8回の第5打席でも遊撃への内野安打を放ち、5打数5安打2打点と大暴れ。5安打はプロ入り初となり、自らの快挙に花を添えた。

 西武は13安打8得点と打線がつながり序盤から大量リード。援護を得た先発・榎田は、5回2失点で7勝目(2敗)を手にした。

 源田はルーキーイヤーの昨季、新人4人目となるフルイニング出場を果たし、不動の正遊撃手として新人王を獲得した。今季は4月に頭部死球、6月の交流戦では走塁で右手人さし指を痛め、今月8日にも右手首付近に死球を受けた。ハプニング続きの前半戦だったが、グラウンドに立ち続け打率.290、25盗塁をマーク。8年ぶり首位ターンの立役者となった。

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