西武・秋山=楽天生命パーク宮城(C)KYODO NEWS IMAGES

● 楽天 3 - 4 西武 ○
<14回戦・楽天生命パーク>

 西武が接戦を制し4連勝。延長11回、1番秋山の13号ソロが決勝弾となった。

 西武先発の菊池は2回、二死一、二塁のピンチで9番嶋に右前打を許したが、右翼・外崎が本塁への好返球を見せ、二塁走者の生還を阻止した。菊池は3回以降はノーヒットピッチング。しかし1-0の7回、連続四球などで一死二、三塁とされ、内野ゴロの間に同点に追い付かれた。

 続く8回も二死一、二塁のピンチを背負ったが、途中出場・藤田の安打性の打球を、右翼・外崎がダイビング好捕。9回はこの試合4度目の3者凡退で締め、9回118球、3安打1失点の力投を見せた。

 すると直後の10回表、5番外崎がバックスクリーンへ飛び込む11号ソロを放ち勝ち越し。続くメヒアも6号ソロをバックスクリーンへ運び3-1とした。だがその裏、2番手のカスティーヨが痛恨の2失点。土壇場で同点に追いつかれ、菊池の白星は消滅した。

 それでも11回、秋山が決勝弾となる13号ソロを右翼席へ。その裏は小刻みな継投で1点リードを死守し、2失点のカスティーヨが7勝目(4敗3セーブ)、最後を締めた野田はプロ初セーブを記録した。

 楽天は2戦連続で接戦を落とし、西武戦3連敗。先発の塩見は8回1失点と好投したが、延長戦に入り救援陣が3被弾。11回に秋山に決勝弾を浴びた4番手・高梨が、今季2敗目を喫した。

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