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DeNA・ウィーランド「気が合った」伊藤光とのコンビで8回1失点の熱投

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後半戦初勝利を挙げたDeNA [写真=萩原孝弘]
○ DeNA 7 - 2 ヤクルト ●
<14回戦・横浜>

 久々に投打が噛み合ったDeNAが後半戦初勝利。先発したジョー・ウィーランドが電撃トレードで加入した伊藤光とのコンビで8回1失点の好投を見せれば、打線は主砲・筒香嘉智が5年連続の20号含む2発の大暴れ。連敗をストップし、単独3位に浮上した。

 ひとりで8つの貯金を作った昨季とは一転、今季は黒星が先行しているウィーランド。しかし、この日は初コンビとなる伊藤とのバッテリーで立ち上がりから快調な投球を披露。150キロの速球にチェンジアップなどの変化球を効果的に織り交ぜながら低めに集め、強力・スワローズ打線を6回まで安打2本とほぼ完ぺきに封じ込める。

 7回に主砲ウラディミール・バレンティンに特大の一発を浴びたものの、8回を投げ切って失点はその1点のみ。被安打5、与四球は1つ。9つの三振を奪う124球の熱投だった。

 これには本人も「前回は悔しいピッチングだったが、きょうはSO GOODだった」とご満悦。また、初コンビとなった捕手の伊藤については「きょうのミーティングで初めて話したが、すぐに気が合った。すばらしいリードだった」と新女房を褒め称えた。


 この日は打線の方もエンジン全開。初回に梶谷隆幸が二塁打を放ってチャンスを作ると、ネフタリ・ソトが三塁線を破る適時二塁打。幸先よく先制点を挙げる。

 その後は立ち直った原樹理を前に5回までゼロ行進も、投手が代わった6回に猛攻。2番手・星知弥の初球を捉えたソトの打球はそのままライトスタンドまで到達。さらに続く筒香がレフトスタンドに今季第20号のアーチを架けると、さらに代わった大下佑馬から、伊藤が移籍後初となる適時打。石川雄洋にも犠飛が飛び出し、この回一挙5得点で一気に流れを手繰り寄せた。

 上述の通り、7回にバレンティンの一発で失点したものの、裏の攻撃で筒香が2打席連発となる21号弾。これでバレンティンに追いつき、ホームランダービーも再びトップに並んだ。

 9回は三嶋一輝が1点を失いながらも試合を締め、7-2でDeNAが快勝。3試合目にして後半戦の初勝利を掴み、前半戦から跨いでいた連敗は4で止まった。

 試合後、アレックス・ラミレス監督は「100%と言って良いような試合」と絶賛。「ビッグベースボールも、スモールベースボールも出来た」と収穫を振り返り、バッテリーについても「グレイトコンビネーション。非常に良かった」と満点の評価を与えた。

 苦手のヤクルトを相手にホームで負け越しとなったものの、良い形で後半戦の初勝利を挙げたDeNA。この勝利が反撃の狼煙となるだろうか。
 

取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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