● 西武 7 － 9 楽天 ○
＜16回戦・メットライフドーム＞

　最下位・楽天が首位・西武に逆転勝ちし、後半戦負けなしの5連勝だ。

　序盤から激しい点の取り合いとなった西武－楽天は楽天が2点を追う8回、安打と2つの四球で満塁のチャンスを作ると1番・田中和基が、武隈祥太が投じたスライダーをレフト最前列へ第7号の満塁本塁打を放ち、逆転に成功した。

　このリードを青山浩二、ハーマンが守り抜き楽天が9－7で乱打戦を制した。平石監督代行は「激闘だった。凄い試合だった」と興奮気味に試合を振り返り、田中の逆転満塁弾については「上手く引っかかってくれた。最高の形になった。センターから逆方向に目付をしていたところがあったので、上手く引っかかってくれた。ベンチ、チームとかみんなの考えが一致していたと思います」と賛辞。

　「松井、ハーマンなどがしっかり投げてくれたし、野手陣も粘り強くやってくれた。うちは目の前の試合を勝ちに行かなければいけない立場。とにかく目の前の試合を勝ちに行きたい」と今後の戦いに向けて気を引き締めた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）