ニュース 2018.07.23. 19:19

岡本だけじゃない!2014年ドラ1野手が揃ってブレイク

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巨人・岡本和真(C)KYODO NEWS IMAGES

巨人軍の第89代4番打者


 今シーズン大ブレイクを果たしている選手として、真っ先に名前が挙がるのは岡本和真(巨人)ではないだろうか。オープン戦での活躍により阿部慎之助とのレギュラー争いを制し、「6番・一塁」で開幕スタメンの座を掴むと、2試合目で今季初本塁打を放った。

 その後も順調に結果を残し、6月2日からは「巨人軍第89代4番」として全試合にスタメンで出場し、ここまで打率.300、17本塁打、51打点という成績で存在感を示している。巨人にとってはキャプテンを務める坂本勇人以降、初めてと言ってもいい若手野手の台頭になる。

 その岡本は、2014年ドラフト1位で智弁学園高から巨人へ入団。同期のドラフト1位には、大卒と高卒の違いはあるものの、山﨑康晃(DeNA)や有原航平(日本ハム)がすでに一軍で実績を残している。また、同じ高卒で見てみると、今シーズンは一軍での実績がないものの、高橋光成(西武)、安樂智大(楽天)、松本裕樹(ソフトバンク)といった投手陣が昨シーズンまでに一軍で白星をマークするなど目立っていた。

 しかし今シーズンは、岡本と同期のドラ1野手たちが飛躍を遂げそうだ。


大卒組もブレイクの兆し


 セ・リーグ3連覇を目指し快調に首位を走る広島だが、開幕直後は鈴木誠也、丸佳浩と外野の主力ふたりが相次いで離脱。その穴を埋めたのが松山竜平と2014年ドラフト1位の野間峻祥だった。

 野間は守備力や走力を買われて1年目から127試合に出場したが、打撃面に課題を残し、守備固めや代走が主だった。しかし、今シーズンは主力不在の影響でスタメン出場の機会を増やすと、規定打席到達には至っていないものの、打率.310(210-65)と活躍。また、キャリアハイを更新する4本塁打を放っている。

 オールスター明けも全試合にスタメン出場し、7月21日の巨人戦でも4打数2安打1打点と活躍したが、8回の守備でフライを好捕した際に足首を痛め、22日に一軍登録を抹消されてしまった。そこまで酷い状態ではないと見られているが、出場機会を増やしていたところでの離脱は本人も悔しいはず。丸、鈴木、松山をはじめライバルの多い外野陣だが、早期復帰を果たし、熾烈なレギュラー争いを繰り広げたいところ。

 ロッテにおいてチームトップの打率をマークしている中村奨吾も2014年ドラフト1位だ。早稲田大からロッテへと入団した中村はルーキーイヤーから111試合に出場し、2年目のシーズン終了後にはミスターロッテの象徴とも言える背番号「8」を与えられるほど期待をかけられていた。

 昨シーズンまでの中村は期待こそ大きかったものの、年間を通して活躍したことはなく規定打席到達も未経験。しかし、今シーズンは打つだけでなく、24盗塁と足が使えることもアピールし不動のレギュラーとして活躍している。最下位に沈んだ昨年の悔しさを晴らすべく、4年目の中村がチームをけん引していく。


▼ 14年ドラ1野手の成績
・岡本和真(巨 人)88試合:打率.300(337-101)、17本塁打、51打点、2盗塁
・野間峻祥(広 島)76試合:打率.310(210-65)、4本塁打、32打点、10盗塁
・中村奨吾(ロッテ)86試合:打率.302(331-100)、3本塁打、36打点、25盗塁

【2014年ドラフト1位】
広島:野間峻祥(中部学院大/外野手)
阪神:横山雄哉(新日鐵住金鹿島/投手)
DeNA:山﨑康晃(亜細亜大/投手)
巨人:岡本和真(智弁学園高/内野手)
中日:野村亮介(三菱日立パワーシステムズ横浜/投手)※引退
ヤクルト:竹下真吾(ヤマハ/投手)※引退

ソフトバンク:松本裕樹(盛岡大付属高/投手)
西武:高橋光成(前橋育英高/投手)
楽天:安樂智大(済美高/投手)
オリックス:山崎福也(明治大/投手)
日本ハム:有原航平(早稲田大/投手)
ロッテ:中村奨吾(早稲田大/内野手)

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