レッドソックス時代のカイル・マーティン投手

◆ リーグ首位も…未だメドが立たぬ救援陣

 西武は26日、前レッドソックスのカイル・マーティン投手と、契約合意に達したと発表した。

 マーティンは身長2メートル超えの27歳右腕。昨季、レッドソックスでメジャーデビューを果たし、今季はレッドソックス傘下3Aで30試合に登板し、防御率3.33をマークしている。

 マーティンは球団を通じ、「埼玉西武ライオンズの一員となることに、とても興奮しています。野球への愛情を分かち合える素晴らしいファンの皆さんがいる日本でプレーできることを誇りに思います。それぞれのファンの皆さんとつながりを持つことを、とても楽しみにしています」とコメントした。

 10年ぶりのリーグ制覇を目指す西武は、今季ここまで50勝35敗1分で首位。ただ、リーグダントツの481得点を誇る一方で、チーム防御率は12球団ワーストの4.49。投手陣に不安を抱えている。

 特にブルペン陣の整備には未だメドが立たず、19日には前中日の中継ぎ左腕・小川龍也を金銭トレードで獲得した。新たに加わったリリーバーが、10年ぶりVを支えられるか注目される。

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