埼玉西武ライオンズ

西武・辻監督、7回の攻撃に「あそこは勝負をかけた」

7回西武一死満塁、浅村の遊ゴロと悪送球で逆転し、三走斉藤彰(右から2人目)を迎えるナイン=メットライフドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

○ 西武 4 - 3 日本ハム ●
<12回戦・メットライフ>

 首位・西武と2位・日本ハムの“首位攻防戦”第1ラウンドは、西武が逆転勝ちで勝利した。

 1-3の7回、先頭の7番・中村剛也がセンター前ヒットを放つと、8番・斉藤彰吾のライト前ヒットで繋ぎ、一塁走者の中村は一気に三塁を陥れた。

 無死一、三塁となり、代打・栗山巧がきっちりと犠飛を放ち1点を還す。打順は1番に戻り秋山翔吾が四球、2番・源田壮亮がライト前ヒットで満塁に。ここで浅村栄斗は遊ゴロでダブルプレーかと思われたが、遊撃・中島卓也からの送球を受けた二塁・石井一成が一塁へ悪送球。二者が生還し、西武は逆転に成功した。

 西武救援陣はこのリードを守り切り、2位・日本ハムに4-3で勝利。辻監督は「先頭の中村がヒットで出てくれて、斉藤もライト前ヒットで繋いでくれた。一塁ランナーの中村もよく走ってくれた。あそこは勝負をかけた」と振り返り、「頭を取れたのは大きい。明日の先発・ウルフをしっかり助けて、明日も勝ちたい。優勝するためにやっていきたい」と明日の戦いに向けて意気込んだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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