メジャー初死球に思わず顔をゆがめる大谷

○ インディアンス 4 - 3 エンゼルス ●
<現地時間8月5日 プログレッシブ・フィールド>

 エンゼルスの大谷翔平選手は現地時間5日(日本時間6日)、敵地で行われたインディアンス戦に「3番・指名打者」で出場。2安打1打点と気を吐いたもののチームは敗れた。

 3試合連続で3番に入った大谷。二死走者なしで迎えた最初の打席は、あわや本塁打という大飛球が左中間のフェンスに直撃。二塁打でチャンスをつくったが、後続が倒れて得点には繋がらない。

 するとその裏、先発したデック・マグアイアが大乱調。相手3番のホセ・ラミレスに33号の3ランを浴びるなど、打者7人に対して被安打3、四死球3の3失点。アウト1つで早々にKOされてしまう。

 大谷は4回の第2打席で右飛に倒れるも、1点を返してなおも二死三塁というチャンスで迎えた5回の第3打席でレフトに安打をマーク。適時打で2-3と1点差に詰め寄った。

 試合はその後インディアンスが1点を追加。大谷は7回一死一・二塁のチャンスで打席が回って来るも、アンドリュー・ミラーの投じた150キロ超えの真っすぐが右ひざに直撃。メジャー移籍後初となる死球に顔をゆがめたが、体を張ってチャンスを拡大する。

 しかし、一死満塁のチャンスも後が続かず。9回には一死二塁で打席に入った大谷が一ゴロで走者を三塁に進め、アンドレルトン・シモンズの内野安打の間に1点を返したものの、反撃はそこまで。エンゼルスは3-4で敗れた。

 大谷は4打数2安打1打点、メジャー初めての死球がひとつ。マルチ安打で打率を.271としている。

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