ニュース 2018.08.06. 13:48

大阪桐蔭が春夏連覇へ初戦突破!“エース”柿木が完投 “4番”藤原が決勝打

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作新学院戦に先発した大阪桐蔭・柿木=甲子園
第100回 高校野球選手権大会
大阪桐蔭 3 - 1 作新学院
<1回戦 8月6日>

 今春センバツ王者の大阪桐蔭(北大阪)が作新学院(栃木)との投手戦を制し2回戦進出を決めた。

 大阪桐蔭の先発・柿木蓮(大阪桐蔭)は、初回こそ2安打を浴び二死一・二塁のピンチを迎えたが、5番の磯一輝をスライダーで三振に斬ってとる。すると、5回からは4イニング連続で一人の走者も許さぬ快投を披露し、8回までスコアボードに「0」を並べた。

 大阪桐蔭は2回裏、先頭の5番・根尾が三塁線をライナーで破ると、レフトがクッションボールの処理をもたつく間に快足を飛ばし三塁を陥れチャンスメーク。一死三塁から7番・山田が低めの変化球をすくい上げると、レフトへの大きなフライが犠飛となり大阪桐蔭が先手を奪った。

 さらに1-0のまま迎えた8回、一死二塁から4番・藤原が一二塁間を破るライト前ヒットを放つと、この打球を処理しようとしたライトがボールを後逸。二塁ランナーに続き、藤原も一気に本塁へ生還し、2点を追加。これが決勝点となった。

 作新学院は9回に3安打を集め1点を返すも反撃は及ばず、大阪桐蔭の柿木が9回を105球、6安打8奪三振1死球という内容で投げ切った。

 史上初の「二度目の春夏連覇」を目指す“春の王者”大阪桐蔭は、この試合の直後に行われる沖学園(南福岡)と北照(南北海道)の勝者と大会9日目、8月13日の第1試合で対戦する。


▼ 大阪桐蔭(北大阪) - 作新学院(栃木)
作|000 000 001|1
大|010 000 02X|3
<継投>
大:柿木(9回)
作:高山(2回)佐取(5回)林(1回)
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