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今夏も優勝の大本命! 甲子園を沸かせた大阪桐蔭出身プロ野球選手たち

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2012年に甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭(C)KYODO NEWS IMAGES

大阪桐蔭出身の支配下登録選手は16人


 8月5日に開幕した全国高等学校野球選手権大会。今年は第100回の記念大会にあたる。その歴史を上回る創部100年を越えるチームも出場しているなか、優勝候補の筆頭に挙げられるのは1988年創部の大阪桐蔭である。今春のセンバツも制し、わずか30年の間に春夏通算7度の全国制覇を達成。いまや、名だたる甲子園常連校を押さえ、強豪中の強豪となった。

 大阪桐蔭の特徴というと、とにかく数多くのプロ野球選手を輩出しているということ。出身校別の現役支配下登録選手の数では、今大会にも出場している横浜の18人に次ぐ16人。甲子園常連校のなかにもプロに進んだOBの数は意外に少ないというチームもあることを思えば、大阪桐蔭の野球はそれだけプロのレベルに近いものだということなのかもしれない。下記は、大阪桐蔭出身の現役支配下登録選手になる。

▼ 大阪桐蔭出身の現役支配下登録選手
・中村剛也(西武)2001年度卒業
・岩田 稔(阪神)2001年度卒業
・西岡 剛(阪神)2002年度卒業
・平田良介(中日)2005年度卒業
・中田 翔(日本ハム)2007年度卒業
・岡田雅利(西武)2007年度卒業
・浅村栄斗(西武)2008年度卒業
・江村直也(ロッテ)2010年度卒業
・西田直斗(阪神)2011年度卒業
・山足達也(オリックス)2011年度卒業
・藤浪晋太郎(阪神)2012年度卒業
・澤田圭佑(オリックス)2012年度卒業
・森 友哉(西武)2013年度卒業
・香月一也(ロッテ)2014年度卒業
・青柳昴樹(DeNA)2015年度卒業
・高山優希(日本ハム)2016年度卒業


今年も将来を期待される選手が多数


 彼らのなかで甲子園での活躍が目立ったというと、まずは平田良介(中日)になるだろう。2005年、3年夏の甲子園では、準々決勝の東北戦で清原和博(PL学園/元西武他)以来となる1試合3本塁打をマーク。準決勝で田中将大(ヤンキース)擁する駒大苫小牧に破れたものの、甲子園通算5本塁打は史上5位の記録だ。

 そして、この試合で1年ながら一塁を守っていたのが中田翔(日本ハム)だった。2年になった2006年夏の甲子園では初戦の横浜戦でファンの度肝を抜く推定140メートル弾を放ち、「平成の新怪物」と呼ばれたほどである。続く2回戦で対戦したのはのちにチームメートとなる早稲田実業の斎藤佑樹(日本ハム)。1学年上の斎藤の力強い直球に圧倒され、4打数無安打3三振の結果に終わりチームも2-11で完敗を喫したが、豪快な打撃はファンに鮮烈な印象を残した。

 甲子園での活躍が記憶に新しいところだと、藤浪晋太郎(阪神)と森友哉(西武)のバッテリーが挙げられる。2012年、夏の甲子園での主役は完全に藤浪だった。準決勝の明徳義塾戦、決勝の光星学院戦と連続完封するという離れ業で史上7校目となる春夏連覇を達成。甲子園での通算成績は76回を投げて防御率1.07という驚異的なものだ。

 そして、年下の女房役・森は、リードのみならず打撃でもファンを魅了。小柄な2年生ながら、まさに筋肉の塊といった身体全体を使ったスイングでヒットを連発。捕手ながら全5試合に先頭打者として出場し、20打数8安打2本塁打、打率.400と活躍した。甲子園での通算打撃成績は14試合で55打数26安打5本塁打、打率.473という、藤浪に劣らず驚異的なものである。

 今年のチームにも根尾昂をはじめ、「プロ注目」といわれる選手を何人も抱える大阪桐蔭。今大会はもちろんだが、彼らが先輩に続いてどのような野球人生を送っていくのか――。いまから楽しみだ。


文=清家茂樹(せいけ・しげき)
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