◆ パ・リーグ記録に並ぶ！
埼玉西武ライオンズの中村剛也が10日、東北楽天ゴールデンイーグルスとの一戦で6試合連続となる本塁打を放ち、日本記録の7試合連続に王手をかけた。
西武は3回裏、エース菊池雄星が楽天・茂木栄五郎に2ランを浴び、2点を先制されてしまう。しかし直後の4回表、山川穂高の第30号ソロで1点差に迫ると、走者を一人置いて打席には中村剛也。0-2と追い込まれながらも、楽天の先発・塩見貴洋が投じた中よりのストレートを振り抜くと高々と上がった打球が左中間スタンドに吸い込まれた。
これで中村は8月4日の日本ハム戦から6戦連発。パ・リーグ記録の6本に並ぶと共に、王貞治（巨人）とバース（阪神）の2人が記録した7試合連続の日本記録に王手をかけた。なお6試合連続は、西武では2004年のカブレラ以来で、直近では昨年にゲレーロ（中日）が記録している。
中村は後半戦に入ってから出場した20試合で13本塁打を量産するなど絶好調。明日は同じく楽天生命パークでの楽天戦で、相手の先発はかつての同僚、岸孝之だ。
▼ 連続試合本塁打記録
7試合：王 貞治（巨人／72年）
7試合：バース （阪神／86年）
6試合：大杉勝男（日拓／73年）
6試合：アルトマン（ロッテ／74年）
6試合：土井正博（クラウン／78年）
6試合：デービス（近鉄／85年）
6試合：石嶺和彦（阪急／87年）
6試合：ランス （広島／87年）
6試合：スチーブンス（近鉄／95年）
6試合：カブレラ（西武／03年）
6試合：阿部慎之助（巨人／04年）
6試合：松中信彦（ダイエー／04年）
6試合：新井貴裕（広島／05年）
6試合：ゲレーロ（中日／17年）
6試合：中村剛也（西武／18年）NEW！
▼ 中村の連続本塁打
※（対戦チーム／対戦投手）
8月 4日：右本（日本ハム／玉井大翔）
8月 5日：左本（日本ハム／高梨裕稔）
8月 7日：左本（オリックス／アルバース）
8月 8日：左本（オリックス／岩本 輝）
8月 9日：右本（オリックス／山本由伸）
8月10日：左本（楽 天／塩見貴洋）
