ロッテ・安田尚憲

◆ 9回二死満塁、井口監督の起用に応える

 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手が12日、オリックス20回戦(京セラD大阪)の9回表に、プロ初安打となる2点適時打を放った。

 安田は10日に一軍初昇格を果たし、同日のオリックス戦から3試合連続でスタメン入り。この試合も「7番・指名打者」で先発し、第3打席まではヒットがなかった。それでも0-2で迎えた9回、二死満塁の場面で4度目の打席。井口監督は代打を送らず安田に託し、期待のドラ1はオリックスの4番手右腕・山本から、右前への同点適時打を放った。

 打球が一、二塁間を抜けると、安田は渾身のガッツポーズ。プロ初打席から12打席目で、待望の一打が飛び出した。ロッテは安田の千金打で2-2の同点に追いついたが、延長10回サヨナラ負け。痛打された岩下が2敗目を喫した。

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