大阪桐蔭は2年連続のベスト16
5日(日)に開幕した夏の甲子園・第100回の記念大会も大会9日目。13日は2回戦の3試合が開催された。第3試合は近江(滋賀)が9回サヨナラ勝ちで前橋育英(群馬)を下し、準優勝した2001年以来の夏2勝目を掴んだ。
近江は2点を追う6回、9番・住谷から3連打で満塁とすると、3番・家田が左前2点適時打で同点に。9回先頭の家田が二塁ゴロエラーで出塁し、4番・北村が右前ヒットでチャンスを拡大。最後は6番・有馬の中前サヨナラ打で決着した。近江は2番手の林が6イニングを2安打無失点の好リリーフ。多賀監督も「安心してみていられた」好投でサヨナラ勝利を呼び込んだ。
第1試合では今春センバツ王者の大阪桐蔭(北大阪)が初出場の沖学園(南福岡)を後半に突き放し、2年連続の16強入りを決めた。立ち上がりこそ苦戦したものの、同点で迎えた6回に打者9人の攻撃で4点を勝ち越し突き放した。さらに7回に根尾、8回には藤原がダメ押しのホームランを放ち試合を決めた。
第2試合では高岡商(富山)が佐久長聖(長野)の反撃を振り切り3回戦進出。19回目の出場で初めて"甲子園で2勝"をあげた。エース・山田が9回を147球で完投。4回までにあげた5点を守りきった。次戦は大会12日目、8月16日(木)の第4試合に大阪桐蔭(北大阪)と対戦する。
第100回 高校野球選手権大会・9日目結果
【第1試合】
大阪桐蔭(北大阪) 10 - 4 沖学園(南福岡)
沖|010 011 010|4
大|000 214 12X|10
<継投>
沖:石橋(4回)→ 斉藤(4回)
大:根尾(8回)→ 柿木(1回)
<本塁打>
沖:森島(5回ソロ)、阿部(8回ソロ)
大:根尾(7回ソロ)、藤原(8回2ラン)
【第2試合】
高岡商(富山) 5 - 4 佐久長聖(長野)
佐|001 002 001|4
高|120 200 00X|5
<継投>
佐:林(3回)→ 小嶋(3回)→ 北畑(2回)
高:山田(9回)
<本塁打>
佐:なし
高:なし
【第3試合】
近江(滋賀) 4 - 3 前橋育英(群馬)
前|030 000 000 |3
近|100 002 001x|4
<継投>
前:恩田(8回0/3)
近:佐合(3回)→ 林(6回)
<本塁打>
前:なし
近:なし