ニュース 2018.08.21. 16:56

悪夢を乗り越え、涙の春夏連覇!大阪桐蔭・中川主将「最高で、本物のチーム」

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第100回の記念大会を制した大阪桐蔭 (C)Kyodo News

1年前の悪夢を乗り越えて


 『第100回 高校野球選手権大会』は21日に最終日・決勝戦を迎え、大阪桐蔭(北大阪)が金足農(秋田)に勝って4年ぶり5度目の優勝。春のセンバツに続いて“春夏連覇”を達成し、2012年以来6年ぶり“2度目の春夏連覇”は史上初の快挙となった。

 昨年も“2度目の春夏連覇”を目指したチームは、3回戦でサヨナラ負け。9回に逆転を許す悔しい敗戦を喫していた。その時、敗戦につながるミスを喫してしまった中川卓也選手が主将となってチームを引っ張り、見事に昨年のリベンジを達成。中川主将は試合後、歓喜に湧くグラウンドの中で涙を流しながら喜びを噛み締めた。


大阪桐蔭・西谷浩一監督


全員の想いがこもった優勝だと思います。
昨年夏に悔しい負け方をして、そこから春夏連覇を達成すると毎日言い続けてきた。
達成することができて嬉しい。
このチームはキャプテンの中川(卓也)と副キャプテンの根尾(昂)が作ったチーム。
そして3年生が本当によくやってくれたチーム。
最高のチームを作ろうということでやってきて、きょう最強のチームになった。


大阪桐蔭・中川卓也 主将


去年、自分のミスから始まったのが新チーム。
春夏連覇を思い続けてきた1年だったので嬉しい。
自分が作ったチームというより、周りのみんなが支えてくれた。
みんながキャプテンを受け入れてくれたおかげ。
周りの選手に感謝。
(大阪桐蔭はどんなチームでしたか?)
最高で、本物のチームでした。


大阪桐蔭・根尾 昂 副主将


(本塁打について)
甘い球が来てくれたので、チームのためになんとか1本出したかった。
キャプテンが日本一、春夏連覇を目標に厳しいことを言ってきてくれた。
それが優勝に繋がったと思います。


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