○ 広島 6 - 2 中日 ●
<20回戦・マツダスタジアム>
投打が噛み合った広島が快勝。中日は先発・大野雄が5回5失点で3敗目(0勝)を喫し、チームの連勝は2で止まった。
中日は1回表、1番平田がバックスクリーンへの先頭打者弾を放ち先制。大野雄は幸先よく援護点をもらったが、その裏、1番野間に四球、2番菊池には右前打許したあと、3番丸には29号3ランを浴びあっさりと逆転された。
2回も先頭打者の7番田中に安打と二盗を許したあと、一死三塁後、相手先発の9番大瀬良に右前適時打を浴びた。3回以降も、先頭打者の出塁を許すテンポの悪い投球。5回はようやく先頭から2者連続三振を奪ったが、二死後、5番バティスタに左越えの20号ソロを浴びた。
大野雄は5回101球、2被弾含む7安打6奪三振2四球の内容で計5失点。今季6度目の先発でも役割を果たせず、防御率は8.56となった。
中日は23日の阪神戦にサヨナラ勝ち。前夜は笠原の粘投、佐藤のプロ初セーブで2連勝中だったが、大野雄がまたしても背信投球を繰り返してしまい、最下位脱出のチャンスを逃した。