○ ヤンキース 2 - 1 タイガース ●
<現地時間9月1日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのタイガース戦に先発登板。初回に1点を失ったものの、7回1失点で6試合ぶりの白星を手にし、今季10勝目を手にした。
田中は初回、2本の内野安打とショートの頭上をギリギリ超えていく左安打など、不運な当たりが続き無死満塁のピンチを迎えると、4番マルティネスの犠飛で失点。しかし、後続をしっかりと抑え、立ち上がりのピンチを最少失点で切り抜けることに成功する。
その後は走者を許しながらも得点は許さず、初回以降はスコアボードに「0」を並べた。すると5回、それまで完璧に抑えられていた打線が田中を援護。先頭のアンドゥハーが四球で出塁すると、一死一塁から6番トーレスが2ランを放ち、ヤンキースがこの日の初安打でリードを奪った。
田中は7回、2本の安打と盗塁で無死二三塁のピンチを迎えたが、内野ゴロと2者連続の空振り三振で得点を許さなかった。田中はこの回限りでマウンドを降りたが、救援陣が1点のリードを守り抜き、7月31日のオリオールズ戦以来となる10勝目をあげた。
これで田中は、日本人選手では黒田博樹以来となるメジャーデビューからの5年連続2ケタ勝利に到達した。
▼ きょうの田中将大
・投球回:7回
・球 数:96球
・奪三振:6個
・与四球:1個
・被安打:7本
・失 点:1点