ニュース 2018.09.03. 18:00

プロへの関門…“ドラフト候補”入りをかけたパワプロの「プロテスト」に潜入!

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「プロ野球eスポーツ選手」への道


 いよいよ今年の11月に開幕する『eBASEBALL パワプロ・プロリーグ』。これはコナミの人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズを用いたeスポーツのプロリーグで、日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントによる共催で行われる史上初の試みだ。

 実際のプロ野球と同様、各球団がドラフトで指名した選手でチームをつくり、ペナントレースからポストシーズンを勝ち上がって日本シリーズ制覇を目指すという流れ。現在は9月29日(土)に行われる『eドラフト会議』に向けた“プロテスト”がすべて終了したところで、9月の半ばに発表される36名の“ドラフト候補”の発表が待たれる。


プロへの関門


 1日にはプロテスト・東日本選考会が東京都内で行われ、オンライン予選を勝ち抜いた強者たちが一堂に会してのバトルが繰り広げられた。

 参加者たちは5~6人で組まれた各グループの総当たり戦を戦い、上位2名がそのまま面接審査へ進出。東西あわせた36名が“ドラフト候補”となる。


東日本選考会のスケジュール



手に汗握る試合



 はじめは緊張感が漂っていたものの、試合をこなしていくごとに和やかな雰囲気へ。試合中に談笑する場面も見られるなど、思っていたよりも和気あいあいとしたムードになっていった。

 また、参加者のなかには過去の大会などで顔見知りとなっている場合もあり、合間に話し込むシーンや、試合の様子を見に行くといった場面も見られた。


 試合のルールは制限時間30分の6イニング制。オンライン予選と同じく、チームはオール・セントラルかオール・パシフィックから選択可能となっている。

 見ていたところオール・パを使うプレイヤーが多く、なかでも先発・則本昂大(楽天)が人気。試合結果の画面を見ると「勝:則本 負:則本」ということもしばしばあった。




ドラフト会議は29日に開催


 この日は上述した通り各グループ上位の2名と、各グループ3位のなかでオンライン予選の上位から10名が選抜され、面接審査進出をかけた“サドンデス”が開催。計34名が面接審査へと勝ち進んだ。

 この後は、東西の候補者のなかから「36名」が合格。合格者は9月29日(土)に行われるドラフト会議でプロ野球12球団から指名される。

 もちろん、ここまで勝ち進んでくる実力も重要なのだが、ここからはプロとしての心構えとして「人としての魅力」や「野球・球団への想い」など、“プロとして必要な要素”も選考には大切な要素になってくるとのこと。

 果たして、初の「プロ野球eスポーツ選手」に選ばれるのは…。今後の展開から目が離せない。



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