「スポーツアナザーストーリー」では、9月2日に行われた中日 対 巨人戦で、「二番・センター」で出場し、活躍した重信慎之介選手のエピソードを紹介する。
昨日、ナゴヤドームで行われた、中日 対 巨人戦。「二番・センター」で出場した重信慎之介選手は、2回、中日・松坂が投げた2球目を思いきりよく振り抜くと、打球はグングン伸び、ライトスタンドぎりぎりに飛び込むホームランに!
「積極的に打ちにいこうと思っていました。まさか入るとは思わず、一所懸命走りました」
という重信。ホームランなのに全力疾走という珍しい光景が見られましたが、走っている途中で、審判が手を回しているのを見て、ようやくホームランだと気付き、二塁を回ってからはスピードを緩め、初アーチの喜びを噛みしめるように、ゆっくりとダイヤモンドを一周しました。
しかも、打ったのは、あの松坂……喜びもひとしおだったでしょう。
2015年、早稲田大学から、ドラフト2位で巨人に入団。一昨年、去年と1軍でのホームランはなく、記念すべき3年目のプロ初ホームランでした。
173センチ・70キロ(開幕時発表)と、プロ野球選手としては小柄なため、もっと体重を増やそうと、今シーズンから間食におにぎりを食べているそうです。「1日7食」を続けた甲斐もあって、体重は約6キロも増加。「おにぎりパワー」が生んだプロ初ホームランと言えるでしょう。
昨日はこのホームランを含め、3安打の大活躍。試合後、ヒーローインタビューに呼ばれ、さっそくプロ初ホームランの感想を聞かれると、
「その前に一言、言わせてください」
と話をさえぎり、こう叫びました。
「お母さん、誕生日おめでとう!」
実はこの日が、重信のお母さんのバースデーだったのです。
「ホームランボールは、お母さんにプレゼントします!」
と笑顔で語った重信。お母さんにとってはこの上ない、孝行息子からの誕生日プレゼントでした。
巨人は4年ぶりのペナント奪回こそ厳しくなりましたが、2位以下は依然、混戦模様のセ・リーグ。残り19試合、CS出場を懸けて負けられないゲームが続きます。
「(プロ初ホームランのことは)もう忘れて、次からも一所懸命、走ります!」
とファンの前で宣言。
巨人の“シンノスケ”は、阿部だけではありません。明日からのゲームも、全力疾走、全力プレーを期待しましょう!
昨日、ナゴヤドームで行われた、中日 対 巨人戦。「二番・センター」で出場した重信慎之介選手は、2回、中日・松坂が投げた2球目を思いきりよく振り抜くと、打球はグングン伸び、ライトスタンドぎりぎりに飛び込むホームランに!
「積極的に打ちにいこうと思っていました。まさか入るとは思わず、一所懸命走りました」
という重信。ホームランなのに全力疾走という珍しい光景が見られましたが、走っている途中で、審判が手を回しているのを見て、ようやくホームランだと気付き、二塁を回ってからはスピードを緩め、初アーチの喜びを噛みしめるように、ゆっくりとダイヤモンドを一周しました。
しかも、打ったのは、あの松坂……喜びもひとしおだったでしょう。
2015年、早稲田大学から、ドラフト2位で巨人に入団。一昨年、去年と1軍でのホームランはなく、記念すべき3年目のプロ初ホームランでした。
173センチ・70キロ(開幕時発表)と、プロ野球選手としては小柄なため、もっと体重を増やそうと、今シーズンから間食におにぎりを食べているそうです。「1日7食」を続けた甲斐もあって、体重は約6キロも増加。「おにぎりパワー」が生んだプロ初ホームランと言えるでしょう。
昨日はこのホームランを含め、3安打の大活躍。試合後、ヒーローインタビューに呼ばれ、さっそくプロ初ホームランの感想を聞かれると、
「その前に一言、言わせてください」
と話をさえぎり、こう叫びました。
「お母さん、誕生日おめでとう!」
実はこの日が、重信のお母さんのバースデーだったのです。
「ホームランボールは、お母さんにプレゼントします!」
と笑顔で語った重信。お母さんにとってはこの上ない、孝行息子からの誕生日プレゼントでした。
巨人は4年ぶりのペナント奪回こそ厳しくなりましたが、2位以下は依然、混戦模様のセ・リーグ。残り19試合、CS出場を懸けて負けられないゲームが続きます。
「(プロ初ホームランのことは)もう忘れて、次からも一所懸命、走ります!」
とファンの前で宣言。
巨人の“シンノスケ”は、阿部だけではありません。明日からのゲームも、全力疾走、全力プレーを期待しましょう!