第12回 BFA U18アジア選手権
○ 日本 15 - 0 スリランカ ●<9月4日 宮崎>
3日に宮崎で開幕した『第12回 BFA U18アジア選手権』は大会2日目。侍ジャパンU-18代表はスリランカ代表とのグループリーグ第2戦に望み、15-0で快勝。2試合連続のコールド勝ちを収めた。
昨日は香港代表を相手に26点を挙げる大勝を収めた日本。この日は初回に2番・奈良間大己(常葉大菊川)の犠飛で1点を先制すると、さらに4番・藤原恭大(大阪桐蔭)、野尻幸輝(木更津総合)の適時打などで一挙4点。試合を優位に進める。
2回は三者凡退に倒れたものの、3回には蛭間拓哉(浦和学院)の2点適時打と、スタメンマスクをかぶった根来龍真(常葉大菊川)の適時打で3点。4回には野尻のこの日2本目の適時打などで5点を加え、12-0とリードを広げた。
5回は藤原がこちらもこの日2本目の適時打を放つも、1点止まりで13-0。5回でのコールド成立はならず。それでも6回に小園海斗(報徳学園)がセンターオーバーの2点適時三塁打を放ち、コールドが適用される15点差をつけた。
投げては先発した渡辺勇太朗(浦和学院)が3回まで四球1つで無安打・6奪三振・無失点の快投。4回から登板の山田龍聖(高岡商)も2回を4奪三振の完全投球。6回は昨日も登板した2年生右腕・奥川恭伸(星稜)が三者三振で斬り、15-0のコールド勝ち。打っては12安打・15得点の猛打、投げては3投手の継投による“無安打・無得点リレー”でスリランカを圧倒した。
連勝の日本は、同じく連勝してきた韓国と激突。韓国も初戦でスリランカに15-0でコールド勝ちした後、4日に行われた香港戦では41-0という記録的な大勝。2試合連続コールドで勝ち進んできた。どちらが3連勝でスーパーラウンドへ弾みをつけるのか、注目が集まる。