ニュース 2018.09.05. 21:08

日本、ライバル・韓国に敗れる…吉田輝星は初回3ラン被弾も6回3失点

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先発した吉田輝星

第12回 BFA U18アジア選手権

● 日本 1 - 3 韓国 ○
<9月5日 宮崎>

 3日に宮崎で開幕した『第12回 BFA U18アジア選手権』は大会3日目。侍ジャパンU-18代表は韓国代表とのグループリーグ第3戦に望み、1-3で敗れた。

 ともに連勝、2試合連続コールドで勝ち進んだ両者が激突。日本は夏の甲子園準優勝右腕・吉田輝星(金足農)をマウンドに送った。

 ところが、立ち上がり一死を取った後の2番ユン・スンヨンに10球粘られて四球を選ばれると、3番キム・チャンピョンの当たりは打ち取った当たりもボテボテの打球に回転がかかり、これがイレギュラーして遊撃手・小園海斗(報徳学園)が捕球できず。一死一・二塁となると、続く4番キム・デハンには甘く入った初球のスライダーを完ぺきに捉えられ、打球はレフトスタンドへ。先制の3ランを浴びた。

 それでも、後続を内野ゴロ2つで斬ると、2回以降は立ち直った姿を披露。6回の先頭打者に久々の安打となる内野安打を浴びたものの、後続を斬って無失点。6回まで被安打2、与四球2、5奪三振で3失点と試合を作った。

 しかし、この日は打線が韓国投手陣に苦戦。4回に藤原恭大(大阪桐蔭)が初安打となる三塁打を放つも、5番の根尾昂(大阪桐蔭)は空振り三振。二死一・三塁となって7番・蛭間拓哉(浦和学院)も中飛に倒れ、得点を奪うことができない。

 5回も四球で走者を出した後、トップに返って小園が安打。一死一・二塁のチャンスを作ったものの、後続が倒れて無得点。6回は先頭・藤原の四球と盗塁に根尾の安打で無死一・三塁のチャンス。ここで相手の牽制ミスで三塁走者が還り、なおも無死二塁と絶好のチャンスとなったが、後が続かずに1点止まり。あと一歩捕まえきれないまま終盤戦へ。

 吉田が6回でマウンドを降りた後は、左腕の板川佳矢(横浜)が登板。1回を無安打、2奪三振で無失点に抑える快投を見せると、8回は甲子園優勝投手・柿木蓮(大阪桐蔭)が1奪三振の三者凡退。9回は右翼を守っていた根尾がマウンドに登り、ピンチを招きながらも無失点の力投。初回の一発以外は得点を許さず、最終回の攻撃に望みを託す。

 迎えた9回裏、二死から小園がこの日2本目の安打で出塁。その後、盗塁で二死ながら二塁とチャンスを作るも、奈良間大己(常葉大菊川)が見逃し三振に倒れてゲームセット。韓国投手陣を前にチャンスを作りながらあと一本が出ず、1-3で敗戦。今大会初黒星を喫した。


▼ 今後の予定
9月7日(金) チャイニーズ・タイペイ(B組1位)
9月8日(土) 中国(B組2位)
9月9日(日) 決勝戦 or 3位決定戦





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