● 広島 3 - 11 阪神 ○
<19回戦・マツダスタジアム>
阪神が10安打で11点を奪い快勝。広島は先発・九里の乱調が響き、連勝は「7」で止まった。
九里は初回、一死から3者連続四球で満塁のピンチを招くと、5番陽川のニゴロの間に先制を許した。さらに、二死二、三塁とピンチは続き、6番大山には左越え3ランを被弾。この回は本塁打のみの1安打で一気に4点を失った。
2-4で迎えた4回も、二死から8番梅野に二塁打を浴びたあと、続く相手先発の岩貞に四球を与えてしまった。1番糸原には右前適時打を浴び5失点目。九里は5回112球、4安打5四球5失点の内容で降板した。
打線は4番鈴木の28号2ラン、3番丸の32ソロで3点を返すも、序盤の失点が重く逆転ならず。終盤には救援陣が失点を重ね、5失点の九里は今季4敗目(7勝)。右腕はマツダスタジアムで2016年の5月から11連勝中だったが、この日は序盤から制球に苦しみ、本拠地での連勝記録を更新できなかった。
また、今季限りでの現役引退を表明した新井は、5回に代打出場。本拠地ファンの大声援を受けたが、二死二塁の好機で空振り三振に倒れた。