エンゼルスは5日(日本時間6日)、右肘の張りを訴えていた大谷翔平選手が右肘のMRI検査を受け、右肘内側側副靱帯に新たな損傷が見つかったことを発表。球団としては、靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を薦めていることも併せて発表した。
しかし、現時点で打者としてのプレーは可能なため、5日のレンジャーズ戦には「3番DH」でスタメン出場。7日(同8日)からシカゴで行われるホワイトソックス戦にも同行し、アナハイムに戻る10日(同11日)以降に、手術を受けるか否か、手術を受ける場合はその時期などを、大谷の意思を尊重しつつ決定するとのこと。
手術を受ければ投手としての復帰には最低でも1年を要する見込み。今シーズンの残り試合だけでなく、2019シーズン中も大谷のピッチングを見ることは難しくなりそうだ。一方、打者としてはより早期の復帰が見込める。
大谷は6月6日(同7日)のロイヤルズ戦に先発し、右手のマメが悪化したことで降板。その後、右肘に張りを感じたため検査を受けた結果、右肘内側側副靱帯にグレード2の損傷を負っていることが判明し、8日(同9日)にDL入り。7月3日(同4日)に打者として復帰を果たすと、9月2日(同3日)のアストロズ戦で約3カ月ぶりにマウンドに上がったが、2回1/3を投げて降板していた。