本塁打を放った大谷(左)とパフォーマンスを行うフレッチャー

◆ 身長178センチの内野手、大谷と同じ24歳

 今季は開幕直後から故障者が続出し、ア・リーグ西地区4位と苦戦しているエンゼルス。そんな中、二刀流の大谷翔平や好投を続けるハイメ・バリアとともに、エンゼルスの新星として活躍しているのがデービッド・フレッチャー内野手だ。

 フレッチャーは2015年にエンゼルスからドラフト6位(全体195位)指名を受け入団。マイナーリーグで着実に実績を積み上げ、6月13日(同14日)のマリナーズ戦でメジャーデビューを果たした。

 キンズラーがレッドソックスへトレード移籍したあとは、本職の二塁でレギュラーに定着。メジャー屈指の遊撃手・シモンズと二遊間を組み、打撃面では打率.285、1本塁打、25打点の成績を残している。

 大谷のエンゼルス加入に伴い、フレッチャーの認知度は日本の野球ファンの間でも上昇中。ネット上では大谷の結果とともに、フレッチャーに関する書き込みも日に日に増してきている。

 その要因は大谷に負けず劣らずのイケメンであることも1つだが、最大の魅力はそのプレースタイル。大味なプレーが目立つメジャーリーグの中で、堅実な仕事ぶりで存在感を示している。

 エンゼルスが逆転勝利を収めた8月27日(同28日)のロッキーズ戦では、2点を追う4回、無死二塁の場面で一塁前へ絶妙なバント安打を決め、4番大谷の逆転3ランの足掛かりを作った。このときは本塁生還後に大谷を出迎え、二人でスーパーマリオの“コインゲット”パフォーマンスも披露している。

 翌日の試合では勝利にこそつながらなかったものの、2点を追う8回に先頭打者として左前打を放ち、続くトラウトの中飛で二塁へタッチアップ。相手守備のスキを突き得点圏へ進むと、その後、暴投と犠牲フライで本塁生還を果たした。

 フレッチャーは大谷と同じ1994年生まれで、メジャーデビューという括りでは同期。ともに切磋琢磨しながら、エンゼルス再建の立役者になってほしいところだ。

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ベースボールキング編集部

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