DeNAは10日、同球団に所属するG後藤武敏(38)と加賀繁(33)の両投手から今シーズン限りでの引退の申し入れがあり、これを承諾したことを発表した。
横浜高校で松坂大輔(中日)とチームメイトだったG後藤武敏は、法政大学から2002年のドラフト(自由獲得枠)で西武に入団。ルーキーイヤーの03年には開幕戦で4番を務め、1年目から101試合に出場し、11本塁打を記録した。その後は思うような活躍を見せることができなかったが、08年には自己最多の12本塁打を記録するなど結果を残し、チームの日本一に貢献。11年に武山真吾との交換トレードでDeNAに加入してからは、主に右の代打としてチームを支えた。
一方の加賀は、住友金属工業から2009年のドラフト2位でDeNAに入団。1年目から先発ローテの一角を担うが3勝12敗という結果に終わり、翌11年には中継ぎも経験。ところがシーズン序盤に右肩を痛め、シーズンの大半を棒に振ってしまう。その後は主に中継ぎとしてチームに貢献したが、今季は8試合に登板して防御率8.38と思うような結果を残せていなかった。
両選手のコメントは以下のとおり。
▼ G後藤武敏
2002年にライオンズに入団し、2012年からベイスターズの一員となりましたが、16年間たくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。
チームがクライマックスシリーズを目指して必死に戦っている状況で、個人的なことをファンのみなさんに報告することになってしまい、申し訳ありません。体が思うように反応しなくなり、自分の納得いくバッティングができなくなったことが引退を決めた一番の理由です。まだできるという気持ちや、悔しさがないということはやりきったということだと思います。
代打で出場した時、横浜スタジアムに響く鳥肌が立つような大歓声は、今も心に残っています。間違いなくDeNAベイスターズの応援は、12球団No.1です。今まで本当にありがとうございました。
▼ 加賀繁
現役生活は嬉しかった思い出、楽しかった思い出よりも、怪我をしてリハビリに取り組み苦しんだ事のほうが記憶に残っています。トレーナーさんをはじめ、多くの方に支えてもらい、ここまでプレーすることができました。ファンの皆さまには、時には厳しいお言葉をいただきましたが、温かい声援を送ってもらったことで、自分の持っている力以上のものを試合で出すことができました。
9年間ありがとうございました。周りの方々に恵まれた幸せな野球人生を送らせてもらい、本当に感謝しています。
チームは今、クライマックスシリーズ進出に向け必死に戦っています。必ずやクライマックスシリーズに進出し、今年こそ日本一になると信じています。ベイスターズにはこれからの若い選手たちがたくさんいますので、引き続き、変わらぬ声援を届けてください!
横浜高校で松坂大輔(中日)とチームメイトだったG後藤武敏は、法政大学から2002年のドラフト(自由獲得枠)で西武に入団。ルーキーイヤーの03年には開幕戦で4番を務め、1年目から101試合に出場し、11本塁打を記録した。その後は思うような活躍を見せることができなかったが、08年には自己最多の12本塁打を記録するなど結果を残し、チームの日本一に貢献。11年に武山真吾との交換トレードでDeNAに加入してからは、主に右の代打としてチームを支えた。
一方の加賀は、住友金属工業から2009年のドラフト2位でDeNAに入団。1年目から先発ローテの一角を担うが3勝12敗という結果に終わり、翌11年には中継ぎも経験。ところがシーズン序盤に右肩を痛め、シーズンの大半を棒に振ってしまう。その後は主に中継ぎとしてチームに貢献したが、今季は8試合に登板して防御率8.38と思うような結果を残せていなかった。
両選手のコメントは以下のとおり。
▼ G後藤武敏
2002年にライオンズに入団し、2012年からベイスターズの一員となりましたが、16年間たくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。
チームがクライマックスシリーズを目指して必死に戦っている状況で、個人的なことをファンのみなさんに報告することになってしまい、申し訳ありません。体が思うように反応しなくなり、自分の納得いくバッティングができなくなったことが引退を決めた一番の理由です。まだできるという気持ちや、悔しさがないということはやりきったということだと思います。
代打で出場した時、横浜スタジアムに響く鳥肌が立つような大歓声は、今も心に残っています。間違いなくDeNAベイスターズの応援は、12球団No.1です。今まで本当にありがとうございました。
▼ 加賀繁
現役生活は嬉しかった思い出、楽しかった思い出よりも、怪我をしてリハビリに取り組み苦しんだ事のほうが記憶に残っています。トレーナーさんをはじめ、多くの方に支えてもらい、ここまでプレーすることができました。ファンの皆さまには、時には厳しいお言葉をいただきましたが、温かい声援を送ってもらったことで、自分の持っている力以上のものを試合で出すことができました。
9年間ありがとうございました。周りの方々に恵まれた幸せな野球人生を送らせてもらい、本当に感謝しています。
チームは今、クライマックスシリーズ進出に向け必死に戦っています。必ずやクライマックスシリーズに進出し、今年こそ日本一になると信じています。ベイスターズにはこれからの若い選手たちがたくさんいますので、引き続き、変わらぬ声援を届けてください!