西武は16日、メットライフドームでスリランカの子どもたちに向けた野球用具の出発式を開催した。
西武は「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD 野球用具寄付プロジェクト」と銘打ち、今年7月31日(火)から 9月9日(日)までの期間に主催試合の来場者から野球用具や運動靴を回収。ファンから約700点の野球用具、約650点の運動靴、また埼玉西武ライオンズの選手からもバッティンググローブやスパイクなどが寄付された。
その他、球団から1440球を含む約3200球の硬式野球ボールも寄付されている。この活動は 2013年から野球振興を目的に行っているもので、これら大部分の用具を今年はスリランカへ、また、一部の用具はマレーシアに寄付される。
今回の寄付を受け、西武の栗山巧は、「今年も「野球用具寄付プロジェクト」にご協力いただき、ありがとうございました。僕たちも、少しでも野球競技の普及・発展に役立てばと思い、用具を寄付させていただきました。この活動で、一人でも多くの現地の子どもたちが笑顔で野球ができるようになることを願っています」」とコメント。回収された野球用具計5156点は、スリランカ野球連盟を通じて、スリランカの子どもたちに寄付される。
同球団は同様の取り組みを2013年から実施しており、過去にはミクロネシア、カンボジアなどにも野球用具を贈った。
▼ 過去実績
2013年:ミクロネシア連邦 3493点(バット、グローブ、ボールなど)
2014年:フィリピン共和国 5717点(バット、グローブ、ボール、運動靴など)
2015年:カンボジア王国 6357点(バット、グローブ、ボール、運動靴など)
2016年:カンボジア王国他 4534点(バット、グローブ、ボール、運動靴など)
2017年:マレーシア 4349点(バット、グローブ、ボール、運動靴など)