最後の先発勝利は2011年
日本野球機構は20日、あすの予告先発投手を発表。横浜スタジアムで行われるDeNA-中日の一戦で、今季限りで引退を表明しているDeNA・加賀繁が予告先発として公示された。
2009年のドラフト2位で横浜に入団したプロ9年目・33歳の右腕。リリースポイントの低い変則的なサイドスローで1年目から活躍を見せ、プロの序盤は先発、途中からは中継ぎとしてフル回転でチームを支えた。
加賀が最後に先発のマウンドに登ったのは、2014年5月15日の中日戦(横浜)までさかのぼる。実に4年と4カ月ぶりに、まっさらな横浜スタジアムのマウンドに登る。
ちなみに、“先発での勝利”となるとさらに戻り、2011年9月22日の広島戦(横浜)が最後。1イニングや打者1人とだけ対戦する、いわゆる“引退試合”的な起用法になる可能性もあるが、こちらも注目だ。