● 日本ハム 7 - 9 ソフトバンク ○
<23回戦・札幌ドーム>
ソフトバンクが2度の4点ビハインドを跳ね除け3連勝。3位・日本ハムとのゲーム差を4に広げると同時に、首位・西武とのゲーム差を6に縮めた。西武は敵地でのロッテ戦が雨天中止。優勝マジックは「9」のままとなった。
ソフトバンクは先発・武田が4回途中6失点で降板するも打線が奮起。2-6で迎えた6回、一死から4番デスパイネ、5番上林、6番グラシアル、7番明石、8番松田と、怒涛の5連打で1点差に迫ると、代打・川島の内野ゴロの間に6-6の同点に追いついた。なおも二死三塁から、1番牧原が左前適時打を放ち7-6と逆転。この回だけで6長短打を集め、一気に5点を奪った。
6回裏に7-7に追いつかれるも、8回は二死満塁の好機を作り、3番中村晃が決勝打となる適時打を左前へ弾き返した。9回にも敵失で貴重な1点を加え、終わってみれば14安打で9得点。柳田、今宮を欠く打線が敵地で機能した。
投げては救援陣が力投。4番手の石川は13勝目(6敗)を手にし、2点リードの9回を締めた森は30セーブ目(2勝4敗)をマークした。
日本ハムは6番清宮の5号3ランなどで初回に4点を奪うも、投手陣が踏ん張れず逆転負け。同点の8回に決勝点を許した宮西が2敗目(4勝)を喫した。