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ロッテ一筋25年…地元で決めた2000本 福浦「マリンで打てたのが嬉しい」

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通算2000安打を達成し、同級生の松井稼頭央から花束を受け取って笑顔を見せる福浦 (C) KYODO NEWS IMAGES

地元で打ち立てた金字塔


 ロッテの福浦和也選手は22日、本拠地で行われた西武戦の第4打席でライトへの二塁打を放ち、通算2000安打を達成。プロ野球史上52人目となる偉業を成し遂げた。

 まずは「大勢のファンの前で、このマリンで打てたのが嬉しい」と胸の内を明かした福浦。千葉県に生まれ、習志野高からロッテに入団して25年…。“幕張の安打製造機”と呼ばれた男は本拠地でのメモリアルを何よりも喜んだ。

 ライトの右へとボールが落ちたのを確認すると、笑顔をこぼしながら二塁へ全力疾走。本人も「わけが分からなかったです」と振り返ったように、珍しく飛び出したガッツポーズは「無意識だった」という。球場中が大歓声に包まれたなか、二塁ベース上では西武に所属しているプロ入り同期の同級生・松井稼頭央からも花束を手渡され、「稼頭央くんから花束をもらえて喜びも倍増でした」と笑顔を見せた。

 近年は故障もあってなかなか安打数が伸びなかったなか、2000本安打は「正直厳しいと思っていた」としながらも、「ここまでやれると思っていなかったんのでここまで野球を続けさせてくれた球団に感謝」と福浦。今後については「コーチ兼任という形でありながら気を使ってもらって若い選手に教えたりということができていなかったので、もっと教えていきたいなと思います」とし、来季については「やるつもりです」と即答。「まだまだもっと若手に教えて、自分もしっかりやって」と力強く宣言した。


「マリンで打てたのが嬉しい」


―― 今の気持ちは?

大勢のファンの前で、ここマリンで打てたのが嬉しいです。


―― 実感は?

花束をもらったときや、みんなにお祝いしてもらった時に実感がわきました。


―― プレッシャーを感じることは?

僕自身はないと思っていたんですけど、
最近は毎回毎回声援がすごかったので。
ちょっとは(意識する部分も)あったのかな、と。



―― 第4打席に入る時の気持ちは?

延長にならなければ最後の打席になるかもと思っていましたし、
今日は同級生の松井稼頭央くんがいたので、
その前で達成したかったというのもありました。


今日も大勢のファンが来てくれていたので、
もちろん1打席目から決めたい気持ちはありましたけど、
なんとか最後のチャンスで決められて本当に良かったと思います。



―― 花束をもらった松井稼頭央選手について

ずっと同期入団としてやってきましたし、
最年長野手としてやってきましたので。
同級生の前で決めたいという思いもありましたし、
稼頭央くんから花束をもらえて喜びも倍増でした。



―― チームメイトについては

今日もファームから根元(俊一)や岡田(幸文)、
荻野貴司とか金沢(岳)といったところが来てくれていて、
昨日くらいから見に来てくれていたので、
その彼らの前で打てたというのも良かったと思います。



―― ホームで決めたことについて

井口監督も「マリンで」と言っていましたし、
もちろん僕自身もそういう思いはありました。
なんとか(遠征に出る前に)今日決めたいという想いがありました。



―― ファンの存在について

大勢の方が見に来てくれて、
いつも暖かく、たくさん、どんな時でも応援してくれる。
僕の中で本当に力になっていますし、
あれだけの人の前で打てたというのは嬉しいですね。



目標は「マリンで井口監督を胴上げ」


―― 投手として入団してから25年目での達成

まさかここまで来れるとは思っていませんでしたけど、
球団をはじめ監督、コーチのみなさん、
選手のみんなもそうですし、裏方さんやトレーニングコーチ、
たくさんの人に支えられて達成できた記録だと思っています。



―― 2000という数字について

正直厳しいと思っていた。
ここまでやれると思っていなかったので、
ここまで野球を続けさせてくれた球団に感謝ですね。



―― 自身を突き動かしたもの

いろいろな人の支えですかね。
監督やコーチのみなさん、
期待してくれるファンのためにも、
気持ち・気力でやってこれました。



――― これまで大切にしてきたもの

僕にとっては毎試合、毎試合が大事。
初めて一軍に上がった日からこれまで、
1打席も無駄にしないでやってきた結果だと思っています。



―― 印象に残っている1本は?

やっぱり、今日ですね。
僕の中でもホッとしたと言うか、
プロ2打席目で打った初安打の時もそうでしたけど、
これだけみんなが喜んでくれたというところで、
今日ですかね。



―― 今後の目標は?

とにかく井口監督をマリンで胴上げしたい。
僕自身もマリンで胴上げしたことがないので、
ここで、ファンの皆さんの前で監督を胴上げしたいです。



福浦にとって「ヒット」とは…?


―― 安打の後に珍しくガッツポーズも

あの時は無意識で走って、無意識でガッツポーズも。
わけが分からなかったです。
とっさに自分の気持が出たんでしょうね。



―― 今朝、家族と特別なやりとりは?

いつも通りに出てきました。
昨日も見に来てくれていましたし、
昨日達成できればよかったんですけど、
なので家族には昨日も謝ったんですけど。
今日打ててよかったですね。



―― 若手選手が挙げたスゴさ「準備力と継続力」とは?

当たり前のことを当たり前にやる、ということですかね。
ルーティーンはずっと変わっていないですし、
試合に出る以上はしっかり準備をして臨むということです。



―― 現在の身体の状態は?

どうですかね?
気持ちでやっているので。
試合に出る以上は痛いとかも言っていられませんし、
そこはもうやるしかないという気持ちで。



―― 率直に休みたいと思う?

やりたいという思いはありますが、
連戦が続いたので、どっと疲れが来たなというのが正直なところです。



―― 残りのシーズンはどう過ごす?

今年は最初からコーチ兼任という形でやっていたんですけど、
記録がかかってからは気を使ってもらって、
若い選手に教えたりということがなかなかできなかったので、
もっと教えてあげたいなという気持ちもあります。



―― 来季について、考えていることは?

来年もやるつもりです。
まだまだもっとやることがあるので、
若手に教えたり、自分もしっかりやって、
もっともっとみんなを良くしたいという気持ちです。



―― 地元・千葉での記録達成について

幸せなことです。
ここまで野球をやらせていただいて、
千葉県で生まれて、このマリンで達成できたこと。
幸せ者だなと思います。



―― 今一番やりたいことは

家族にもまだ電話できていないので、
まずは妻に電話を入れて。
あとは来ている連絡をしっかり返したいと思います。



―― ここまで長かったですか?

長かった…ですかね。
達成したらそうでもないですけど、
毎日やってきて、やっぱり長かったのかなと思いますね。



―― 福浦選手にとって、ヒットとは…?

難しい質問ですね…。

引退までに考えておきます(笑)



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