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G後藤「松坂世代の一員でいられた事に感謝」…松坂大輔に胴上げされて16年間 の現役に幕

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リタイアメントセレモニーで花束を受けたG後藤武敏(中央)と花束を贈呈した中日・松坂大輔(左)とDeNAの小池正晃コーチ [写真=萩原孝弘]
 22日に横浜スタジアムで行われたDeNA-中日戦で、今シーズン限りでユニフォームを脱ぐG後藤武敏(38)の引退試合が行われた。

 ラミレス監督の「代打として最高のシュチュエーションで使う」という言葉どおり、ラッキーセブンの先頭バッターとして、今永昇太の代打で登場。“燃える闘魂”が流れるなか、打席に向かう後藤を後押しするかのような盛大な“ゴメスコール”を背にバッターボックスへ。

 初球、2球目と変化球に空振し、2球で追い込まれると、ボールを挟んでの4球目に115キロのチェンジアップを強振。一度もバットには当たらなかったが、3回とも“ゴメスらしい”豪快なスイングを見せ、満員のスタンドがベンチに下がるゴメスをスタンディングオベーションで見送った。

 試合後の“リタイアメントセレモニー”で「代打で出たときのゴメスコールは本当に嬉しかった」とファンに感謝の気持ちを伝え、「松坂世代の一員でいられた事に感謝し、引退します!」と最後の言葉を残した。

 その後の花束贈呈では、横浜高校時代の同級生でもある、DeNAの小池正晃コーチと中日ドラゴンズ松坂大輔が登場。各々と熱い抱擁を交わした後、3人でガッチリと握手を交わした。さらに、ファンの待つスタンドを一周をする際も、松坂は3塁ベンチで後藤を見守り、セレモニーの最後の胴上げにも異例の参加。万感の想いを込め、同期を8度、宙に舞わせた。

 「CSに向けて選手は頑張っている。明るく活気のあるチームは強い」という後藤の言葉通り、この日のチームは、“後輩”筒香嘉智のスリーランなどで快勝。3位・巨人をピタリと追走(ゲーム差なしの4位)している。G後藤武敏の期待に応えるため、是が非でもCSの出場権を手にしたいところだ。


取材・文=萩原孝弘
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