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G 後藤武敏、涙の引退セレモニー「ゴメスコール。本当に嬉しかった」

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引退セレモニーで胴上げされるDeNA・後藤=横浜(C)KYODO NEWS IMAGES
 4-2の7回裏、プロ16年目で今季限りの引退を決めたDeNA・G 後藤武敏が代打で登場した。

 初球、2球目を空振り簡単に追い込まれると、1ボール2ストライクから最後は中日・笠原の115キロのチェンジアップに空振り三振。横浜スタジアムのファンの拍手に包まれながら、現役最後の打席を終えた。

 試合後に引退セレモニーが行われ、G後藤は「西武ライオンズでは9年、うれしいことも楽しいこともいっぱい経験させてもらいました。本当に感謝しています。そして7年前にトレードでこの第2の故郷、横浜へ帰ってきました。それからきょうまで『来年のきょうはない』という気持ちで必死にバットを振り続けてきました。怪我も沢山しましたが、トレーナーさんや裏方さんが本当に親身になって支えてくれて、また次の試合に、という風に、よく面倒をみてもらいました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。

 「これからまだまだCS出場へ向けて、選手はもっともっと頑張ってくれると思います。皆さん大きな声援をよろしくお願いします」と頭を下げ、「横浜スタジアムの代打に出たときの、あの大声援、ゴメスコール。本当に嬉しかったです。感謝しています。ありがとうございました」とファンへの思いを述べた。

 その後、「最後なんですが、16年間…」と語り出したところで涙が込み上げ言葉に詰まり、「…支えてくれた嫁さん、子ども、そして家族、両親。最大の感謝を込めてお礼を言いたいと思います」と声を振り絞った。「松坂世代の一員としていられたことに感謝し、きょう引退します」と挨拶を締めくくったG 後藤。花束を贈った際には涙を見せ、3塁側ダグアウトで一人残って見届けた横浜高校時代のチームメイト、中日・松坂大輔もDeNAの選手たちが作った輪に加わり、G 後藤を胴上げ。ファンに愛された男は横浜の夕暮れの中、8回、宙を舞った。

 G 後藤の引退セレモニーの後にはDeNAの本拠地最終戦セレモニーが行われ、ラミレス監督がファンへ向けて挨拶。「今年、チームの目標は80勝してセントラルリーグを制することだったが、残念ながらできなかった。しかし、皆さま方は我々が目標を達成できなかったにもかかわらず、声援をし続けてくださった。過去2年間よりも大きな声援をいただき、観客動員は新記録となる200万人を達成した。きょう我々はホームでのラストゲームとなったが、必ず2位になってCSをこのホーム横浜スタジアムで開催したい。DeNAベイスターズは2年連続でAクラスチームだ。我々はこのままでは終わらない。最後まで戦って必ず目標を達成し、皆さま方のサポートに応えたい」と力強く宣言した。


(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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