最高勝率も未決定、大混戦のナ・リーグ
混戦が続くナショナル・リーグ。前日までにプレーオフ進出を決めたのは東地区優勝のブレーブスのみだったが、現地26日(日本時間27日)、新たに中地区の上位2チームがプレーオフ進出を決めた。
優勝が決まっていない中地区だが、この日、2位のブルワーズが3位のカージナルスに2-1で勝利したこで、ブルワーズと同地区首位・カブスの、ワイルドカード以上でのプレーオフ進出が決まった。
ただ、上位2チームは依然0.5ゲーム差。地区優勝の行方は最後までわからない。地区3連覇を目指すカブスは、あすのパイレーツ戦を終えたあと、ワイルカード2位へ負けられないカージナルスとの3連戦に臨む。一方のブルワーズは、移動日を挟み、タイガースとのインター・リーグ(交流戦)3連戦を残すのみだ。
カージナルスは、ここへ来てブルワーズに痛恨の3連敗。現在、ワイルドカード2位のドジャースとは1ゲーム差で、残すはカブス3連戦と厳しい相手が続く。
アメリカン・リーグは、最高勝率のレッドソックス対ワイルドカード突破チーム(ヤンキースかアスレチックス)、アストロズ対インディアンズと、すでにプレーオフの組み合わせが決定している。だが、ナ・リーグは東地区優勝のブレーブスも含め、最高勝率のチームもまだ決定していない。
ロッキーズとドジャースが競う西地区の優勝争いも含め、混戦状態のままプレーオフへ突入しそうだ。