ニュース 2018.09.27. 17:00

寂しい季節の到来 今年も引退選手が続々と…

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福浦から花束を受け取り、思わず涙を見せる岡田幸文(C)KYODO NEWS IMAGES

寒さとともに…


 暑かった夏が終わったと思ったら、急に寒さを感じるような気候へと一変した日本列島。プロ野球のシーズンも大詰めを迎え、26日には広島がセ・リーグ3連覇を達成。パ・リーグも首位の西武がマジックを5まで減らしており、27日から2位・ソフトバンクとの3連戦に臨む。

 優勝争いはもちろんのこと、クライマックスシリーズ進出をかけた戦いも熱を増していく中、この時期になると寂しいニュースも増えてくる。ユニフォームを脱ぐ決断をした、引退選手の発表だ。

 今季は広島の大ベテラン・新井貴浩にはじまり、9月半ばには杉内俊哉や後藤武敏、NPB以外でも村田修一といった“松坂世代”の選手が相次いで引退を発表したことが話題を集めた。

 9月も下旬に入るとその流れはさらに加速。27日にはまたしても“松坂世代”からオリックスの小谷野栄一が現役引退を発表。また、球界最年長野手の一人である西武の松井稼頭央も27日に本拠地で引退会見を開き、その胸の内を語っている。

 今回は27日の17時時点で球団から引退の発表があった、または引退会見が行われた選手(※報道のみの選手は除く)を以下にまとめてみた。ひとつのチームとしてオーダーも組めてしまいそうな、豪華な面々となっている。


2018年・現役引退を発表した選手


<投手>
・杉内俊哉(巨人)
[通算成績] 316試(2091.1回) 142勝77敗 奪三振2156  防2.95

・加賀 繁(DeNA)
[通算成績] 279試(393.0回) 12勝22敗1セーブ・77ホールド 奪三振290 防4.03

・石井裕也(日本ハム)
[通算成績] 329試(321.0回) 19勝19敗6セーブ・82ホールド 奪三振258 防3.06

・大隣憲司(ロッテ)
[通算成績] 140試(834.2回) 52勝49敗 奪三振650 防3.36

・浅尾拓也(中日)
[通算成績] 415試(505.0回) 38勝21敗23セーブ・200ホールド 奪三振459 防2.42


<捕手>
・金沢 岳(ロッテ)
[通算成績] 176試 率.232(328-76) 本1 点27


<内野手>
・新井貴浩(広島)
[通算成績] 2380試 率.278(7933-2203) 本319 点1303

・村田修一(BCリーグ・栃木)
[通算成績] 1953試 率.269(6925-1865) 本360 点1123

・後藤武敏(DeNA)
[通算成績] 618試 率.254(1226-312) 本52 点184

・脇谷亮太(巨人)
[通算成績] 850試 率.255(2046-521) 本18 点159

・小谷野栄一(オリックス)
[通算成績] 1393試 率.264(4764-1260) 本71 点566

・根元俊一(ロッテ)
[通算成績] 837試 率.250(2329-583) 本31 点204

・野本 圭(中日)
[通算成績] 448試 率.224(826-185) 本9 点83


<外野手>
・岡田幸文(ロッテ)
[通算成績] 909試 率.254(2242-570) 本0 点119

・松井稼頭央(西武)
[通算成績] 1906試 率.291(7182-2088) 本201 点837



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