○ エンゼルス 8 - 5 アスレチックス ●
<現地時間9月28日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が28日(日本時間29日)、本拠地でのアスレチックス戦に「4番・指名打者」で先発出場。3打数3安打2打点と大活躍し、チームを4連勝へ導いた。
大谷は0-0の2回、先頭打者として2番手右腕・ファイヤーズと対戦。2ボール2ストライクと追い込まれたあと、高めの直球を鮮やかに左前へ弾き返した。続くアップトンの死球で二塁へ進むと、7番アルシアの打席で三盗に成功。これが今季10盗塁目となり、アルシアの三ゴロの間に先制のホームを踏んだ。
3回の第2打席は、3番トラウトの39号2ランで5-0となった直後。ここでもファイヤーズから右翼線突破の二塁打を放ち、今季23度目のマルチ安打を記録した。5回の第3打席は一死一、三塁の好機で打席に入り、6点目となる左犠飛をマーク。これが大谷にとって、メジャー移籍後初の犠飛となった。
7回も一死一、三塁の好機で打席に入り、中継ぎ左腕・キーケファーから適時内野安打をマーク。この日はチャンスメイク、ポイントゲッターと全打席で結果を残し、3打数3安打、1犠飛1盗塁2打点と躍動。安打と打点はいずれも4試合連続となり、打率は.289へアップした。
8回には4番手として田沢が登板。三塁・ワードの適時失策後、さらに2点適時二塁打を許したが、1/3回を投げ自責点は付かず、今季の通算防御率を7.33とした。
エンゼルスは終盤に追い上げられるも本拠地で4連勝。借金を「2」に減らし、残り2試合も連勝できれば、勝率5割でシーズンを終えることができる。