微妙なストライク判定に首をひねるエンゼルスの大谷翔平

● エンゼルス 2 - 5 アスレチックス ○
<現地時間9月29日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手が29日(日本時間30日)、本拠地でのアスレチックス戦に「4番・指名打者」で先発出場。いい当たりが野手の正面を突くなど5試合ぶりの無安打に終わり、チームの連勝も4で止まった。

 大谷は0-2の1回裏、二死一塁の場面で右腕・ヘンドリックスから鋭い当たりを放つも、打球は左翼手のグラブにダイレクトで収まった。3点を追う4回の第2打席も、二死無走者の場面で右腕・ケーヒルの前に左飛。これもいい当たりだったが、野手の守備範囲だった。

 6回は一死一塁の場面で、右腕・ケリーの前に見逃し三振。3ボール1ストライク後、2球連続で際どいコースを見極めたかに見えたが、球審はいずれもストライクコール。この判定に、本拠地ファンからはブーイングが沸き起こった。

 2-5で迎えた8回は、右腕・ファミリアの前に左飛。この日は4打数無安打1三振の内容で5試合ぶりの無安打。打率は.286となった。

 エンゼルスは打線全体でも4安打2得点と沈黙。連勝は4で止まり、3年連続のシーズン負け越しが決まった。あす30日(同10月1日)は最終戦。チームの勝利締めとともに、大谷の爆発にも期待したい。

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