161試合を戦い同率、優勝決定戦の可能性も!?
ナショナル・リーグ、中地区と西地区の優勝争いは、ともに最終戦にもつれ込むことになった。
中地区の首位に立っていたカブスは現地時間29日(日本時間30日)、同地区3位のカージナルスに1-2で惜敗。カージナルスは試合前までワイルドカード(WC)でのプレーオフ進出の可能性を残していたが、8回1失点で18勝目を挙げた先発・マイコラスの快投も実らず、WC2位を争っていたドジャースが勝利した時点でプレーオフ進出の道は絶たれた。
同地区2位のブリュワーズは、タイガースとのインター・リーグ(交流戦)に6-5で勝利。ここへ来て6連勝を達成し、1ゲーム差だったカブスと並んだ。
西地区2位だったドジャースは、前田健太の好救援もありライバル・ジャイアンツに10-6で勝利。1ゲーム差の首位で、8連勝中だったロッキーズがナショナルズに2-12で敗れたため、161試合目にして再び同率首位に立った。
東地区優勝のブレーブスを含め、すでにカブス、ブリュワーズ、ロッキーズ、ドジャースのプレーオフ進出は確定している。中、西地区を制したチームはそのまま地区シリーズへ進み、2位になったチーム同士がワイルドカードで激突。もし最終戦を終えても同率首位の場合は、ワンゲームプレーオフで決着をつける。