2度の盗塁王とゴールデングラブ
ソフトバンクは1日、本多雄一選手(33)が今シーズン限りで引退することを発表した。
地元・福岡出身の本多は、2005年の大学生・社会人ドラフト5巡目で指名を受けると、翌2006年から一軍で活躍。2年目の2007年には開幕スタメンを勝ち取り、正二塁手として141試合に出場した。2010年には59盗塁、11年には60盗塁という驚異的な数字を残し、2年連続で盗塁王のタイトルを獲得すると、11年と12年にはゴールデングラブ賞も獲得。川崎宗則と共にリーグ屈指の二遊間を形成した。
2013年にはWBC日本代表にも選出されたが、シーズンに入ると負傷の影響もあり出場機会を減らし、その後も度重なる故障に苦しんだ。また、その一方で、明石健志、川島慶三、高田知季らも台頭。今季は「2番セカンド」で開幕スタメンの座をつかんだが、5月末に登録抹消となり、今季途中からは牧原大成がセカンドに定着していた。
▼ 通算成績
・1312試合
・打率.276(4669-1287)
・15本塁打
・347打点
・342盗塁
・243犠打