ドジャースの前田健太

○ ドジャース 5 - 2 ロッキーズ ●
<現地時間10月1日 ドジャー・スタジアム>

 ドジャースの前田健太投手が1日(日本時間2日)、ロッキーズとの優勝決定プレーオフに救援登板。打者ふたりを完璧に封じ、チームの6年連続17度目の地区優勝に貢献した。

 91勝71敗で並び、163試合目の一発勝負にもつれ込んだナ・リーグ西地区の優勝争い。ドジャースは0-0の4回、6番ベリンジャーの25号2ランで先制すると、5回も3番マンシーの35号2ランで2点を加えた。

 投げては先発・ビューラーが快投。7回途中をわずか1安打で無失点に抑えると、6回には自らのバットで5点目となる右前適時打を放った。

 前田は5-0で迎えた8回、一死一塁の場面で登板。先頭の2番ルメーヒューを三ゴロに仕留め二死二塁とし、最後は3番ダールは高め直球で空振り三振に仕留めた。2/3回を無安打無失点に封じ、防御率は3.81。シーズン最終戦でもしっかりと役割を果たし、ロッキーズ打線に反撃を許さなかった。

 9回に抑えのジャンセンが2点を失ったものの、ドジャースは5-2で勝利。プレーオフの地区シリーズでは、東地区覇者・ブレーブスと対戦することが決まった。

 ロッキーズは球団初の地区優勝にあと一歩届かず。それでもプレーオフ進出は決めており、同じく優勝決定プレーオフに敗れた中地区2位・カブスと、あす2日(同3日)にワイルドカードゲームを行う。

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