ヤクルト・高橋(C)KYODO NEWS IMAGES

○ ヤクルト 3 - 2 DeNA ●
<23回戦・神宮>

 ヤクルトが接戦を制し、2位でのクライマックスシリーズ(CS)出場を決めた。3年目の先発左腕・高橋奎二はプロ初勝利。4番バレンティンが2本塁打3打点と援護した。

 ヤクルトは初回、バレンティンの右越え35号2ランで先制。怪力助っ人は6回にも36号ソロを左翼席へ突き刺し、全3得点を叩き出した。

 投げては高橋が好投。初回、死球と安打で無死一、三塁のピンチを招いたが、3番ソト、4番筒香、5番ロペスを3者連続三振に仕留めた。5回に2番宮崎に28号ソロを浴びたものの、5回85球、3安打8奪三振の快投でプロ初勝利。筒香に対しては2打席目以降も真っ向勝負を挑み、3打席連続三振に封じた。

 ヤクルトは3-1の7回、3番手・梅野の乱調で1点差に迫られたものの、最後は石山が締め逃げ切り成功。守護神は32セーブ目(3勝2敗)を挙げ、リーグトップの山崎(DeNA)に3差に迫った。

 DeNAは2位の可能性が消滅し、再び巨人と同率3位。先発の平良はバレンティンの2被弾に泣き、6回途中5安打3失点で3敗目(5勝)を喫した。

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