DeNAの野球・スポーツ振興
横浜DeNAベイスターズが、7校目となるベースボールスクール「川崎富士見校」を新たに開講する。
今月1日(月)には、同校の会場となる「富士通スタジアム川崎」にて体験会を開催。年中・年長のクラスと小学1年・2年のクラスの2回に分けて開催し、約80人の子供が元気いっぱい体を動かした。
また、今回の体験会には、横浜DeNAベイスターズ野球振興部・スクール事業部の鈴木尚典氏がコーチとして参加し、「野球はもちろん、いろんなスポーツに触れて、子どもたちにとって素敵な未来を提供できる、川崎富士見校にしていきたいです」と今後に向けた抱負を語った。
鈴木氏が「いろんなスポーツに触れて」と話したように、野球の技術はもちろんのこと、運動能力全般の向上を図る特別プログラムを実施することが、「川崎富士見校」の特徴の1つだ。
動能力全般を高めるプログラムを用意
今回の体験会でも、年中・年長のクラスでは、ストレッチ、バッティング練習、ストラックアウトの他に、グローブを使う時の手の使い方のバリエーションを増やし、守備能力を向上させるためのフィールディングドリルや、走る能力を向上させるためのマーカー走リレーを実施。小学校1・2年のクラスでは、ストレッチ・体幹トレーニング後に、ボディコントロールを向上させるためのサーキットトレーニングなどを行った。
鈴木氏は「野球だけでなく運動能力全般を高めるプログラムをたくさん用意しているので、これからスポーツをはじめる子供たちに、いろんなスポーツに触れるきっかけとして参加してもらいたい」と語り、野球人口の底辺拡大に対する貢献だけでなく、子どもたちの可能性を引き出し、スポーツの楽しさを伝えていくことの重要性を説いていた。
2013年に開講した横浜DeNAベイスターズベースボールスクールは現在、横浜市内に6校あり、「川崎富士見校」は横浜市以外で初めての開講となる。また、会場となる「富士通スタジアム川崎」は、前身球団である大洋ホエールズが1955年から1977年まで本拠地として使用した「川崎球場」の跡地に建設されており、ゆかりの深い施設でもある。