○ ソフトバンク 10 - 2 ロッテ ●
<23回戦・ヤフオクドーム>

 前日の試合で2位を確定させたソフトバンクがルーキーの好投もあり、12安打10得点でロッテに快勝した。

 ロッテは今季限りでの引退を表明している大隣憲司が先発。古巣ヤフオクドームで現役最後のマウンドに登るも、ソフトバンクの先頭打者・上林誠司がライト前に弾き返すクリーンヒットで出塁する。すると、大隣の後を受けた酒居が四球を連発して無死満塁となり、敵失などでソフトバンクが4点を先制した。

 一方のソフトバンクは、4月以来久々の先発マウンドにあがったルーキーの高橋礼が好投。テンポの良いピッチングで凡打の山を築き、4回を1安打無失点に抑えた。高橋礼はCSでの起用を見据えて4回での降板となったが、打線が5回と6回に3点ずつを加点。その後を受けた投手陣も要所を締め、ロッテ相手に連勝を飾った。

 試合途中には、球団が今シーズンの公式戦主催観客動員数の累計が250万人に到達したことを発表。公式戦70試合目での252万8024人は、パ・リーグ史上最速(2005年の実数発表以降)での250万人突破となる。

 なお、70試合目での達成は、昨年の72試合目を2試合上回り、福岡ソフトバンクホークスとしても史上最速での達成となった。

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