ニュース 2018.10.04. 14:45

熾烈なセ3位争いの現状は!? 巨人は“鬼門”マツダでの広島戦

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いまや巨人のエース・菅野智之の高校時代の珍プレーとは? (C)KYODO NEWS

巨人とDeNAの熾烈な争い


 9月30日、西武が2008年以来、10年ぶりとなる優勝を決め、10月2日にはソフトバンクの2位と日本ハムの3位が確定。セ・リーグも広島の3連覇とヤクルトの2位が決まり、ポストシーズンの枠も残すはセ・リーグの3位のみとなった。

 世間では巨人・高橋由伸監督の辞任報道が大きな注目を集めているが、現時点では、巨人、DeNA、阪神の3チームにCS出場の最後の切符を手にする可能性が残っており、最終盤までもつれ込んでいる。9月終盤は1ゲーム差以内での3位争いが続いており、

 9月後半に入って猛烈な追い上げを見せたDeNAは、9月24日、25日とマツダで連勝して同率3位に浮上すると、27日の阪神戦で逆転勝利を収め単独3位に浮上。しかし、対する巨人も奮闘。28日に行われたDeNAとの直接対決では、菅野智之(巨人)と東克樹(DeNA)による行き詰まる投手戦の末、スコアボードには9回表まで「0」が並び、迎えた9回裏に長野久義のサヨナラ本塁打で劇的な勝利をものにした。

 翌29日は広島に敗れて再び同率で並んだものの、30日の試合では、1点ビハインドの9回裏に若き4番・岡本和真の適時打で追いつく粘りを見せると、最後は2日前にサヨナラ打を放っている長野が再び試合を決めた。その後も一進一退の攻防が続いているが、現時点では3位が巨人、4位がDeNAで、その差が「0.5」となっている。

【巨人とDeNAの3位争い】
▼ 9月25日<同率>
3位:DeNA ○ 勝率.477
3位:巨人  - 勝率.477

▼ 9月27日<0.5差>
3位:DeNA ○ 勝率.481
4位:巨人  - 勝率.477

▼ 9月28日<0.5差>
3位:巨人  ○ 勝率.481
4位:DeNA ● 勝率.478

▼ 9月29日<同率>
3位:巨人  ● 勝率.478
3位:DeNA - 勝率.478

▼ 9月30日<0.5差>
3位:巨人  ○ 勝率.481
4位:DeNA - 勝率.478

▼ 10月1日<0.5差>
3位:DeNA ○ 勝率.481
4位:巨人  ● 勝率.478

▼ 10月2日<同率>
3位:DeNA ● 勝率.478
3位:巨人  - 勝率.478

▼ 10月3日<0.5差>
3位:巨人  - 勝率.478
4位:DeNA ● 勝率.474


4日の結果如何では…


 自力でCSに出場する可能性を残しているのはDeNA。しかし、ここにきての痛すぎる連敗で後がなくなった。残り4試合を3勝1敗でも巨人が2連勝すれば、勝率で下回ってしまう。終盤に入ってCS仕様のスクランブル継投が続いているが、10月4日に行われる広島-巨人戦で巨人が勝利を収めれば、3勝1敗が最低ライン。巨人が10月9日に試合を残していることを考えると、1つの負けも許されない。

 また、打線が噛み合わず3連敗中の阪神は、きょうにもBクラスが確定する可能性がある。他の2チームよりも厳しい状況だが、まずはヤクルト相手に勝利を収め、他球場の結果を待ちたいところ。

<セCS争いボーダーライン>
▼ 巨人(残2試合)
・2勝0敗:勝率.486
・1勝1敗:勝率.478
・0勝2敗:勝率.471

▼ DeNA(残4試合)
・4勝0敗:勝率.489
・3勝1敗:勝率.482
・2勝2敗:勝率.475
・1勝3敗:勝率.468

▼ 阪神(残8試合)
・8勝0敗:勝率475
・7勝1敗:勝率468

 状況だけを見れば優位に見える巨人だが、4日の対戦相手は6勝17敗1分けと、今季も大きく負け越している“苦手”広島。しかも舞台は、今季1勝9敗1分けの“鬼門”マツダスタジアムだ。今日の試合に先発する防御率2.25の菅野智之も、対広島は2勝2敗の防御率3.55、マツダに限れば0勝2敗の防御率6.35となっている。広島としても、大瀬良大地(15勝)と最多勝を争う菅野(14勝)を打ち崩し、チームメイトを援護したいところだろう。

<今季の広島戦結果>
※カッコ内は先発投手
5月 1日:● 4-6 (山口俊)
5月 3日:● 2-3 (吉川光)
6月26日:● 5-14(鍬原)
6月27日:● 8-6 (田口)
6月28日:● 2-4 (菅野)
7月20日:● 9-10(山口俊)
7月21日:● 5-7 (菅野)
7月22日:● 6-8 (今村)
8月10日:● 3-9 (メルセデス)
8月11日:△ 2-2 (菅野)
8月12日:○ 8-4 (今村)

 巨人としては、球団ワーストタイとなる4年連続のV逸に加えて、2年連続でのBクラスだけは避けたい。まだ3位の可能性は残っているだけに、高橋監督の辞意を受け、選手たちが奮起できるか注目だ。

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