初回に左翼線への先制適時二塁打を放つ西武・浅村=ZOZOマリン(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ 4番山川も2打点上乗せ、124打点で追う

 西武の浅村栄斗内野手が4日、ロッテ戦(ZOZOマリン)で32号2ランを含む3打点をマークし、球団新記録となるシーズン127打点目をマークした。

 浅村はこの試合も「3番・二塁」でスタメン出場。0-0の初回、一死一塁の場面でロッテ先発・有吉から左翼線への二塁打を放つと、一塁走者の金子侑が一気に先制ホームを陥れた。

 浅村はこれで今季125打点目とし、2001年のカブレラ、2015年の中村がマークしたシーズン124打点のチーム記録を更新。球団史に名を刻んだ主将は「ネコ(金子侑)ナイスラン! また積み重ねていきたいです」とコメントした。

 その言葉通り、4-1の5回は再び金子侑を一塁に置き無死一塁の場面で打席に入ると、有吉が投じた3球目をフルスイング。高々と舞い上がった打球は中越えの32号2ランとなり、さらに2打点を上乗せした。浅村は5回裏の守備からベンチへ退き、この日も一発を含む3打数2安打3打点と活躍。打率を.308へ上げ、これで3試合連続のマルチ打点とした。

 西武は4番の山川も、3回に左越えの2点適時二塁打をマーク。こちらも打点数を124に伸ばし、チーム内でハイレベルな打点王争いを繰り広げている。

 西武は頼りになる3、4番の活躍もあり、6-3でロッテに勝利。6回途中3失点の伊藤は、先発初勝利となる今季3勝目を手にした。

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