リュ・ヒョンジン
7回無失点と好投したドジャースの先発リュ・ヒョンジン

 ナショナル・リーグのディビジョン(地区)シリーズが4日(日本時間5日)に行われ、ドジャース(西地区1位)とブリュワーズ(中地区1位)が先勝した。

◆ リュ・ヒョンジンが好投

○ ドジャース 5 - 0 ブレーブス ●
<現地時間10月4日 ドジャー・スタジアム>

 本拠地ドジャー・スタジアムにブレーブス(東地区1位)を迎えたドジャースは初回、1番ペダーソンの先頭打者弾で先制。さらに2番ターナーと3番マンシーが二塁打と四球で続き、無死一二塁とブレースの先発フォルタネビッチを攻め立てるが、後続が続かなかった。

 しかし、2回二死からペダーソン、ターナーが四死球で出塁。ここで今季35本塁打のマンシーが3ランを放ち、ドジャースが早々に4点のリードを得た。投げては今季15試合に登板して7勝(3敗)、防御率1.97の先発・リュ・ヒョンジンが、7回104球無失点の好投。結局、ヘルナンデスのソロとフリースの犠飛で2点を加えたドジャースが6-0で勝利し、前田健太の出番はなかった。

◆ イエリッチが1号2ラン

○ ブリュワーズ 3× - 2 ロッキーズ ●
<現地時間10月4日 ドジャー・スタジアム>

 ワイルドカードを勝ち上がってきたロッキーズ(西地区2位)と対戦したブリュワーズは3回裏、今季圧倒的な数字を残したイエリッチ(※日米野球にも出場予定)の2ランで先制。リーグ屈指のブルペン陣を駆使し、先発した中継ぎのウッドラフが3回を無安打に抑えると、小刻みな継投策でロッキーズ打線を8回までわずか1安打に抑えた。

 ところが9回、クローザーのジェフレスが3連打を浴びて無死満塁となり、失策と犠飛で2失点。試合を振り出しに戻されてしまったが、10回裏に二死一三塁からムスターカスがサヨナラ打を放ちゲームセット。ホームのブリュワーズが1勝目を手にした。

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