13点ビハインドの9回に登板したヤンキースのロマイン捕手

【ア・リーグ地区シリーズ第3戦】
● ヤンキース 1 - 16 レッドソックス ○
<現地時間10月8日 ヤンキー・スタジアム>

 レッドソックス(東地区1位)がヤンキース(ワイルドカード/東地区2位)を圧倒。対戦成績を2勝1敗とし、地区シリーズ突破に王手をかけた。

 レッドソックスは2回、8番バスケスの適時内野安打で先制。3回は犠飛と内野ゴロの間に2点を加えると、4回は打者11人を送り込む猛攻を見せ、早くも10-0とワンサイドゲームに持ち込んだ。

 終盤以降も攻撃の手を緩めず、18安打で16得点。今季を象徴する波状攻撃を見せ、9回に2ランを放った7番ホルトはサイクル安打を達成した。

 敵地での第2戦、田中の好投で1勝1敗のタイとしたヤンキースだったが、連勝を目論んだ本拠地でまさかの惨敗。先発のセベリーノは序盤から失点を重ね、4回途中6失点で敗戦投手となった。

 打線は4回、内野ゴロの間に奪った1得点止まり。13点差の9回には捕手のロマインを登板させ、急造右腕はホルトに、サイクル安打達成となる2ランを浴びた。

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