運命のドラフト会議は10・25
この夏の甲子園を沸かせた金足農(秋田)の吉田輝星が10日に会見を開き、プロ志望届を提出したことを発表した。
「甲子園が終わってから沢山の方々と話し合い、本日午前プロ野球志望届を提出致しました」。
プロ入りを決断した時期については、「国体が終わって秋田に帰ってきてから監督さんと、校長先生と、両親と部長先生と話し合って決めました」と周囲の関係者と話し合う中で決断したという。
どんな球団に行きたいか、という問いには「野球をしっかり全力で頑張れる球団に行きたい」とし、12球団OKの姿勢を改めて公表した。
「もう一度日の丸を…」
プロ挑戦への決め手は「甲子園と国体を通して、全国大会でしっかり自分たちの力を発揮してチームで勝てたっていうところで。それが自信につながって、そういう決断をしました」と説明。「ひとつ決定的な瞬間があったわけではなくて、一試合一試合だったり少しづつ変わっていきました」という。
どんな選手になりたいかという質問には、「U-18で初めて日の丸を背負わせてもらって、その時にいいピッチングがあまりできなかったので、もう一度日の丸を背負って、次はしっかりそういう場で勝てるピッチャーになりたいと思っています」と今夏のアジア選手権を振り返りながら、プロ入りの先にある夢を口にする。
プロ志望届の提出締め切り期限は10月11日、ドラフト会議は10月25日に行われる。