8回に登板しブリュワーズ打線を封じたドジャースの前田健太

【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦】
○ ブリュワーズ 6 - 5 ドジャース ●
<現地時間10月12日 ミラー・パーク>

 ドジャースの前田健太投手が12日(日本時間13日)、ブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に救援登板。8回の1イニングを無安打無失点に抑えたが、チームは反撃及ばず黒星発進となった。

 ドジャースは2回、4番マチャドのソロ弾で先制するも、先発・カーショーが4回途中5失点(自責点4)で降板。それでも1-6で迎えた8回表、二死から満塁の好機を作ると、マチャドが2点適時打、続くケンプも適時打を中前へ運び、4-6と2点差に迫った。

 前田は直後の8回裏に6番手として登板。先頭の9番クラッツを見逃し三振に仕留めると、1番ケーンは三塁・ターナーの失策で出塁させたものの、続くイエリチをニゴロ併殺に仕留めた。1回14球を投げ、無安打無失点の内容。制球にややバラつきはあったものの、これでブレーブスとの地区シリーズ第4戦に続き、ポストシーズンでは2試合連続無失点となった。

 ドジャースは9回、1番テイラーが右中間突破の適時三塁打を放ったが、反撃もあと一歩及ばず黒星発進。カーショーは女房役・グランダルの軽率なプレーにも足を引っ張られ、4回途中5失点で敗戦投手となった。

 ブリュワーズは終盤に追い上げられたものの、何とかリードを守り本拠地で白星発進。これで9月23日(同24日)以降、シーズン最終盤での7連勝、カブスを撃破した優勝決定プレーオフ、そしてロッキーズとの地区シリーズ3連勝と、破竹の連勝記録を「12」に伸ばした。

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