5年連続5度目の快挙
プロ野球のレギュラーシーズン全日程が13日をもって終了。楽天は最下位という結果に終わったが、則本昂大投手が「奪三振王」のタイトルを獲得した。
13日の試合(ロッテ戦)に登板して6年連続となる二桁勝利を手にした則本は、5年連続でのシーズン200奪三振とはならなかったものの、187奪三振で5年連続5度目の「奪三振王」に輝いた。
▼ 則本の年度別奪三振数
2014年 204奪三振(14勝10敗) ☆
2015年 215奪三振(10勝11敗) ☆
2016年 216奪三振(11勝11敗) ☆
2017年 222奪三振(15勝 7敗) ☆
2018年 187奪三振(10勝11敗) ☆
※☆=タイトル獲得
なお、5年連続での同タイトル獲得は、6年連続を成し遂げている江夏豊(阪神/1967~72)、鈴木啓示(近鉄/1967~72)に続く史上3人目の快挙。則本は「苦しくて長いシーズン」になったが、来季に向けては「勝ちにつながる奪三振を重ねて、結果的に6年連続で獲れたら」と意気込みを語った。
▼ パ・奪三振王
1位 187 則本昂大(楽天)
2位 163 千賀滉大(ソフトバンク)
3位 159 岸 孝之(楽天)
4位 153 菊池雄星(西武)
5位 151 上沢直之(日本ハム)
▼ 則本昂大投手コメント
今年は苦しくて、長いシーズンでした。
その中、5年連続で最多奪三振を獲れたことは光栄ですし、嬉しく思います。
ただ、奪三振をチームの勝利につなげられなかったのは悔しいですし、課題だと思っています。
来年は勝ちにつながる奪三振を重ねて、結果的に6年連続で獲れたら良いですね。