「変わらず、普段どおりに」

　いよいよあす17日（水）から開幕する『2018 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファイナルステージ。16日にはメットライフドームで前日練習が行われ、西武の菊池雄星投手がファイナルステージへの意気込みを語った。

　ここまでの調整については「変わらず、普段どおりに」と語るエース。シーズン終了から時間は空いているものの、途中にフェニックスリーグで実戦のマウンドに立つなど、「調整自体は順調に来れた。明日やるぞ、という気持ちです」と決戦前日の心境を明かす。

　対戦するソフトバンクについては、「きのう5本も本塁打を打っているし、どこからでも長打が出るチーム。短期決戦なので注意はしながら、普段どおりのピッチングができれば」と警戒は口にしつつ、「やるべきことはすべてやってきた。調子は良い。調整してきたすべてを出せれば、結果はついてくると思っている」と、自信をのぞかせた。

　ファイナルステージ初登板となることについては、「9年間やってきて、やっとこの舞台に立てるという感じ。その喜びを感じながら、思う存分自分の力を出したい」とコメント。本拠地で戦えることも「心強い」とし、「10年間も優勝から遠ざかっていて、ファンのみなさんも選手と一緒に苦しい・悔しい思いをしてきた。最後にここ（メットライフドーム）で喜びを分かちあえるように、ファンのみなさんの力も借りて頑張りたい」と会見を締めた。